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【スポーツ】

[陸上]女子競歩20キロで日本史上初のダブル入賞 岡田が6位、藤井が7位

2019年10月1日 紙面から

女子20キロ競歩 笑顔を見せる6位の岡田久美子(右)と7位の藤井菜々子=ドーハで(榎戸直紀撮影)

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◇世界陸上

 【ドーハ(カタール)川村庸介】陸上の世界選手権第3日は29日、当地で行われ、女子20キロ競歩は岡田久美子(27)=ビックカメラ=が1時間34分36秒で6位入賞、2009年大会の渕瀬真寿美(当時大塚製薬、現建装工業)と並ぶこの種目の日本人最高位となった。藤井菜々子(20)=エディオン=も1時間34分50秒で7位で、日本の女子競歩史上初となる複数入賞を達成した。男子200メートル予選には小池祐貴(24)=住友電工、山下潤(22)=筑波大、白石黄良々(23)=セレスポ=が出場したが、3人とも準決勝進出はならなかった。

 日本女子競歩界の“止まっていた時計”を動かし、新たな歴史を刻んだ。世界大会で日本人最高位タイとなる6位入賞を果たした岡田は「入賞できてひとまず合格かなと思う。10年ぶりの入賞は本当にうれしい」と声を弾ませた。

 世界のトップ集団との差は冷静に見極め、後半に勝負をかけた。後輩の藤井と並んで歩きながら12キロで8位、13キロで7位と順位を上げる。残り1キロで「(藤井には)負けられないと思ったので、申し訳ないけど。すみませんでしたみたいな感じで(笑)」とラストスパート、日本記録保持者、先輩としての意地もあり、藤井を突き放しそのままフィニッシュした。

 2015年から毎年日本代表に名を連ねるが、世界大会は2桁順位にとどまっていた。だが、17年の世界選手権で18位に終わったことで逆に「思い切って新しい取り組みに踏み込んで道が開けた」とフォームや食生活を改善。18年アジア大会銅メダル、そして今年6月に日本記録樹立と歩みを進めた。

 東京五輪にもつながる入賞。「来年が一番の勝負どころなので、今日だけうれしい気持ちを持ってまた切り替えたい。目標の表彰台(メダル獲得)はぶれていないので、もう1、2段階パワーアップしないと」。男子だけではない。女子の競歩も「世界」を視界に捉えている。

 

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