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【スポーツ】

[レスリング]川井友「焦った」敗者復活戦へ 五輪決めていた姉・梨紗子は貫禄の金

2019年9月19日 22時46分

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 【ヌルスルタン(カザフスタン)木村尚公】レスリングの東京五輪予選を兼ねた世界選手権第6日は19日、当地で行われ、女子の62キロ級で昨年2位の川井友香子(22)=至学館大=と68キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪69キロ級金メダルの土性沙羅(24)=東新住建=は3回戦で敗れたが、いずれも20日の敗者復活戦に回り、銅メダルを獲得すれば日本協会の選考基準を満たして五輪代表に決定する。すでに五輪代表を決めていた57キロ級の川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=は3大会連続で金メダルを獲得した。男子フリースタイル65キロ級で昨年王者の乙黒拓斗(20)=山梨学院大=は敗者復活戦に回ったが、男子フリー57キロ級で昨年3位の高橋侑希(25)=ALSOK=は敗退した。

 切望した金メダルには届かなかった。4月のアジア選手権決勝で敗れているアイスルー・ティニベコワ(キルギス)との再戦となった川井友の3回戦。終盤で3ー1とリードを奪った直後に悪夢が待っていた。ローリングで加点しようとした川井友と相手の体が入れ替わり、抑え込まれた。逆転のフォール負け。川井友は「情けない。焦って技をかけにいったことが敗因」とミックスゾーンで泣き崩れた。

 前夜に姉の川井梨が57キロ級での東京五輪への切符を手に入れていた。尊敬するお手本でもあり、心の支えでもある姉からは、試合前「いつも通りやれば大丈夫」と激励されていた。

 世界選手権で自身初の金メダルには届かなかったが、姉妹で東京五輪に出場する道が途切れたわけではない。川井友は「(決勝進出で五輪代表を)一発で決めたかったのが本音だけど、こうなったので本当に後悔だけはしたくない。切り替えます」と自分に言い聞かせるように言葉を絞り出した。

 

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