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【スポーツ】

[陸上]男子は中村V、2位は服部 マラソンGC 女子は前田、亜由子が五輪キップ

2019年9月15日 11時44分

 2020年東京五輪のマラソン代表レース「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、明治神宮外苑発着で行われ、男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で優勝。2時間11分36秒で2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに東京五輪の代表に内定した。女子は前田穂南(天満屋)が2時間25分15秒で優勝。2時間29分2秒で2位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)とともに東京五輪の代表に内定した。

マラソングランドチャンピオンシップの男子で、優勝した中村匠吾

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【男子レース経過】

 定刻から2分ほど遅れてピストルが鳴り、30選手がスタート。

 予告通り、設楽悠太(ホンダ)が飛び出し、5キロ地点では後続に約1分の差をつけた。

 設楽の快走は続き、15キロでは2位以下との差は2分以上に開く。16キロ過ぎに後続のなかから鈴木健吾(富士通)、大迫傑(ナイキ)、服部勇馬(トヨタ自動車)、中村匠吾(富士通)が抜け出し、2位グループを形成する。

 20キロで差は少し詰まったが、設楽の独走気配は変わらず。芝公園の折り返しで2位との差はジャスト2分。

 30キロ手前で2位集団は藤本拓(トヨタ自動車)、橋本峻(GMO)、大塚祥平(九電工)を含む7人に。

 序盤から飛ばした設楽はさすがにペースが落ち、二重橋前の折り返しでは後続との差が1分を切った。ベテランの中本健太郎(安川電機)が2位グループに追いつき、集団を引っ張って33キロへ。竹ノ内佳樹(NTT西日本)も集団に追いついた。

 35キロでさらに差は縮まり35秒差に。失速した設楽はしきりに後ろを振り返る。

 37キロからの上りで、ついに設楽が後続集団にのみこまれ、あっという間に後退。藤本も遅れ出す。残り4キロで先頭集団は8人。

 残り3キロでレースが動いた。中村がスパートをかけ、「4強」の2人、服部と大迫が背中を追う。40キロで中村が2位に4秒差をつける。

 残り1キロ、大迫が中村に並びかける。服部も必死の追走。ここで中村でこん身のラストスパート、突き放してゴールへ飛び込んだ。服部が逆転の2位。大迫は3位に終わり、五輪内定を得られなかった。レースをつくった設楽は14位でゴールした。

マラソングランドチャンピオンシップの女子で、優勝した前田穂南

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【女子レース経過】

 定刻の9時10分に号砲、10選手が走り出す。1キロ過ぎで「本命」の松田瑞生(ダイハツ)が集団から遅れる波乱の展開に。しかし、その後、鈴木亜由子(日本郵政グループ)、福士加代子(ワコール)らの先頭集団に追いついた。

 15キロ地点では前田穂南(天満屋)、安藤友香(ワコール)、小原怜(天満屋)を含めトップは5選手に。松田は、粘りの走りを見せるが、じわりと遅れ出す。

 18キロ過ぎ、前田、鈴木の2人が、後続の3人を引き離した。

 20キロでは前田が先頭、鈴木が2秒差で続く。その後、前田の快走に鈴木はついていけず、差はみるみる広がった。3番手の小原が鈴木に食らいつく。

 日本橋で、前田と鈴木の差は300メートル以上。鈴木は帽子を脱いでの懸命の追走も差は縮まらない。男子の激しい競り合いが繰り広げられた終盤の上りも、前田の独り旅は続く。40キロ手前で前田も帽子をとり、最後の激走態勢へ。

 40キロで前田と鈴木の差は600メートルに広がったが、鈴木はつらい終盤も笑みを浮かべて駆け上がっていく。

 気温も上がり、途中棄権者も出た過酷な一発勝負は、前田が2位に大差をつけてゴールテープを切った。約3分後、鈴木が笑顔のフィニッシュ、小原は歯を食いしばっての猛追もわずか4秒届かず、無念の3位、天満屋勢のワンツーはならなかった。松田は4位、福士は7位だった。

 

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