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【スポーツ】

[NFL]なるかQB世代交代 2019年シーズンきょう開幕

2019年9月6日 紙面から

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 米ナンバーワンスポーツ、NFLの2019年シーズンが5日(日本時間6日)のベアーズ−パッカーズ戦で開幕する。今季熱いのは花形ポジションであるQBで世代交代があるかどうか。どん底チームを変えたブラウンズのベイカー・メイフィールド(24)や昨季MVPを奪ったチーフスのパトリック・マホームズ(23)ら新鋭が、昨季6度目のスーパーボウル制覇を果たしたペイトリオッツのトム・ブレイディ(42)、セインツをレギュラーシーズン勝率1位へ導いたドリュー・ブリーズ(40)ら実績十分のベテランに挑む。

 低迷していたチームを変えたQBが、世代交代の急先鋒(せんぽう)となる。ブラウンズのQBメイフィールドだ。

◆強い闘争心

 メイフィールドは昨年、ブ軍を一変させた。2016年に1勝15敗、17年には16戦全敗を喫するなど不振を極めたブ軍からドラフト全体トップ指名で入団すると、開幕3戦目で初出場。以降の14試合でNFL新人記録を塗り替える27TDパスを決め、2年間で1勝しかできなかったチームを7勝7敗(シーズン終盤の第10週以降では5勝2敗)と急成長させたのだ。

 特長は強い闘争心とチャンスでの集中力。特に「レッドゾーン」と呼ばれるエンドゾーンから20ヤード以内での切れ味は抜群で、昨季は同エリア内のQBの能力を指し示すパス指数(レイテイング)でリーグ1位タイの数字を記録した。

 チームは今季、ジャイアンツからスターWRオデル・ベッカムを獲得。昨季のエース、ランドリーとの強力WR陣形成と、さらなる飛躍への準備は整っている。

 過去10年、NFLの主役はベテランQBだった。スーパーボウル(SB)過去10大会中8大会を1985年以前生まれのQBが制覇。うち5大会は70年代生まれだった。

QBメイフィールド(AP)

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◆怪物失速!?

 その代表がおなじみのブレイディ(ペイトリオッツ)だ。SB3年連続出場中の昨季王者で「45歳まで現役続行」と宣言している怪物QBだ。セインツのブリーズも昨季パス獲得距離でNFL新記録を樹立するとともにチームをレギュラーシーズン最高勝率に導くなど、不惑を越えてなお衰えを見せていない。

 だが、状況は変わりつつある。昨季MVPのQBマホームズ(チーフス)、SBに昨季進出したラムズのゴフら20代前半の若手の台頭は目覚ましく、ブレイディ、ブリーズは近年、蓄積疲労からかシーズン終盤に調子を落として失速する傾向があり、2019年シーズンにNFLの主役が入れ替わる可能性は十分ある。

 メイフィールドはCM共演などをきっかけにブレイディとじっこんとなった。今オフも競馬「ケンタッキーダービー」に一緒に出掛けるなど多くの時間を過ごしたことでメイフィールドは「(ブレイディ)史上最高の選手。最高の手本」などと賛辞を惜しまない。だが一方で「QBとしての自分はブレイディに匹敵する」と強気のコメントも忘れていない。

 ブ軍とペ軍はシーズンど真ん中の第8週に直接対決する。メイフィールド率いるブ軍がブレイディ率いるペ軍に勝つようならば、NFLのQB世代交代に大きなうねりが生まれること必至だ。

QBブレイディ(AP)

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