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【スポーツ】

[テニス]錦織 意表突くネットプレー 辻野隆三チェック

2019年8月30日 紙面から

 錦織はネットプレーが良く、効果的だった。第3セット、錦織4−3で迎えたサービスゲームでクラーンにブレークポイントを握られたが、錦織は突然と思えるサーブアンドボレーを敢行し、ピンチをしのいだ。結局このゲームをキープし、第3セットを取った。

 相手の意表を突くこんなネットプレーに加えて、長いラリーから前に出るプレーも良かった。クラーンが深く来たボールをバックのスライスで返球した瞬間に錦織がすっとネットにダッシュしボレーで決めた場面が何度かあった。

 クラーンは組み立てを考えて試合に入ったのだろうが、第1セットを簡単に取られ通用しないと思ったためか、第2セット最初からガンガン打ち始めセットを奪った。第4セットも1−5の劣勢から5−5まで追い上げた。しかし、5セットマッチの試合では打ち続けて入る調子はまず最後まで続かない。地力で勝る錦織に結局つき放された。

 一日雨となったニューヨークでほかの試合が軒並み順延となる中で、屋根付きのコートで試合をこなせたのが、実は一番よかったことかもしれない。次戦は、デミノーかガリン。デミノーは辛抱強いラリーが特長のストローカーだが、錦織からすればくみしやすい。高い打点から打てるガリンも今年は調子がよく、一発もあって怖い相手だ。 (元デビスカップ日本代表)

 

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