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【スポーツ】

[バドミントン]桃田、日本勢初の世界選手権連覇 日の丸にキス「たくさんの方に支えられた」

2019年8月26日 0時10分

男子シングルスで優勝し、金メダルを胸に声援に応える桃田賢斗=バーゼルで(今泉慶太撮影)

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【バーゼル(スイス)平野梓】バドミントンの世界選手権は25日、当地で各種目の決勝があり、男子シングルスの桃田賢斗(24)=NTT東日本=と女子ダブルスの永原和可那(23)、松本麻佑(24)組(北都銀行)が日本勢初となる2連覇の快挙を達成した。永原、松本組に惜敗した福島由紀(26)、広田彩花(25)組(アメリカンベイプ岐阜)も3年連続の銀メダルを獲得。女子シングルスで2017年大会覇者の奥原希望(24)=太陽ホールディングス=も準優勝だった。日本勢は決勝進出した男子ダブルスの保木卓朗(24)、小林優吾(24)組(トナミ運輸)、初メダルの混合ダブルスを含む全5種目で表彰台に立ち、昨年に並ぶ最多6個のメダルを獲得。来夏の東京五輪へ弾みをつけた。

 ダイビングレシーブでシャトルをネット前に落とすと、うつぶせのまま手足を挙げて喜んだ。男子シングルス世界ランキング1位の桃田が世界選手権を2連覇。「1人で優勝できたとは思っていない。たくさんの方に支えられた」。ユニホームの胸上にある日の丸に前回優勝時と同じようにキスして、感謝の気持ちを示した。

 昨年9月に世界ランキング1位となり、一度も王座を譲っていない。今大会も全6試合ストレート勝ち。だが桃田は、五輪連覇選手らレジェンドとの差を「主要大会の大事な試合で、最大のパフォーマンスを発揮するところ」と分析していた。そのため今回はコンディション作りにこだわってきた。

 五輪レースが本格化する直前の7月の富山合宿では全力で坂道ダッシュに取り組む姿も見られた。「前までは周りのスタッフの目も気にしながら、抜いていた部分もあった。けれど今は全部自分に返ってくるんじゃないかと思って」。好きではなかった肉体的な鍛錬に手を抜かず、追い込んだ経験があったからこそ、1週間の長丁場で好調を維持できた。

 昨年の栄冠は違法賭博問題で謹慎処分を受けてから完全復活で勝ち取ったが、今回の栄冠は「連覇するんだっていう気持ちで入った大会で、向かってくる相手に全部ストレートで勝てた。全然、重みが違う」。東京五輪前のビッグタイトルを獲得し、レジェンドの風格も帯びてきた。(平野梓)

 

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