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【スポーツ】

[バスケットボール]八村欠場でも日本代表奮闘 残り5分で逆転もチュニジアに敗れる

2019年8月26日 紙面から

チュニジアに惜敗し、肩を落とす渡辺雄(中)ら=さいたまスーパーアリーナで(沢田将人撮影)

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◇国際強化試合 日本76−78チュニジア

 バスケットボールで世界ランキング48位の男子日本代表が、八村不在でも意地を見せた。同51位のチュニジア代表との国際強化試合が25日、さいたまスーパーアリーナで行われ、76−78で惜敗。31日に中国で開幕するW杯に備え、疲労のあったNBAウィザーズの八村塁(21)と司令塔の篠山竜青(31)は欠場したが、昨季NBAグリズリーズで15試合に出場した渡辺雄太(24)らが終盤に奮闘。14点差から一時逆転するなど奮戦した。女子で世界ランキング10位の日本は同39位の台湾を81−58で下した。

 驚異の粘りだった。第4クオーター開始直後に48−62と14点差をつけられながら渡辺、竹内らがしぶとい攻守で追い上げ、残り約5分で68−66と一時逆転まで成し遂げる。最後はチュニジアに難しいシュートを決められ敗れたが、八村不在の中で見せた白熱の試合は24日を上回る日本代表史上最多となる1万8377人の観客を沸かせた。

 「チュニジアの最後の得点は僕がマークしていた。止める自信もあったが、そこを決めてくるのが世界。敗戦は自分の責任です。ただ、序盤全員の足が動かず負けパターンだった中、追いついて接戦できたのは収穫」と、渡辺は前を向いた。八村と同じく米国の大学からNBA入り。だが、母校ジョージワシントン大は全米トーナメントに4年間1度も出場できないチームで、NBA挑戦もドラフト外だ。厳しい道を歩んできた男は逆境にも慣れていた。

 八村は試合後、コートから「きょうの試合もW杯前にいいものを得られたと思う。修正するところは修正してW杯で結果を残せるように頑張って五輪にもつなげたい」とスピーチした。男子日本代表はこれで強化試合を終えてW杯に乗り込む。 (藤本敏和)

 

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