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【スポーツ】

八村塁、両チーム最多23得点 日本は強豪アルゼンチンに惜敗

2019年8月23日 0時23分

日本―アルゼンチン 第1クオーター、ダンクシュートを決める八村=さいたまスーパーアリーナで(河口貞史撮影)

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 バスケットボールの男子日本代表は22日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)での国際親善試合でアルゼンチン代表に93―108で敗れた。NBAの今季ドラフト1巡目(全体の9番目)指名でウィザーズ入りしたエース八村塁(21)がチーム最多23得点を記録するなど躍動したが、最後に突き放された。今回の試合は31日に開幕するW杯(中国)に向けた強化の一環で、日本は同アリーナで24日にドイツ、25日にはチュニジアと対戦する。

 2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得するなど、強豪の一つと言われるアルゼンチンを相手に、八村が真っ向勝負を挑んだ。

 試合開始から1分足らずで豪快なダンクシュート。第2クオーター(Q)はベンチスタート。休んでいる間に最大17点差をつけられたが、残り約5分でコートに戻ると、厳しい守備からスチール、ダンク、3ポイント、アシストと大暴れ。同Q中に2点差、第3Q前半には一時逆転まで導き、1万6211人の観客で埋まったスタンドを熱狂させた。結果、敗れはしたが、試合内容の濃さを試合後の観客からの大きな拍手が物語る。八村をエースとする日本は、強敵相手に見事なまでに“爪痕”を残した。

 八村は「第2Qはゾーン守備が機能し、チームの足もよく動いた。自分もマークが厳しかったけど冷静にやれた」と両チームを通じ最多の23得点に加え、7リバウンド、5アシストを記録し、胸を張った。12日のニュージーランド戦をピストンズ(NBA)のケイシー監督自らが視察に訪れるなど、その注目度の高さはワールドワイド。そんな中で確かな手応えを感じる試合だった。

 一方で「アルゼンチンは余裕のある感じだったけど、僕らは余裕がなかった。経験の差だと思う。守備も修正点があった」と日本の現在の立ち位置については冷静に分析したが「日本も一試合一試合経験を積んでいる」と次につながる要素も多かった試合。課題の多さは伸びしろの多さでもある。八村と日本代表は世界と互角に渡り合うためにこの試合も糧にして、W杯までにさらに成長する。(藤本敏和)

 

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