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【スポーツ】

【馬術】暑さで五輪日程見直し検討 公平性を懸念する声も

2019年8月14日 16時35分

酷暑の中でテスト大会3位に入った大岩

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 馬術の東京五輪テスト大会の最終日は14日、東京都世田谷区の馬事公苑で3種目で争う総合馬術の障害飛越が行われた。今大会では複数の選手から暑さを避けて早朝に競技時間を変えるべきだとの意見が噴出。組織委は再検討を明らかにした。

 この日も競技開始直前の午前10時には気温は28度、湿度は96%まで上昇。送風機の前に人だかりができた。改修中の馬事公苑の施設はおおむね好評だったものの、この蒸し暑さには多くの選手が警鐘を鳴らした。

 日本のエース格の大岩義明(nittoh)は「馬の体調が気になる。涼しい時間帯に走らせた方がいい」。大岩らと昨年の世界選手権で総合馬術団体で4位に入った戸本一真(日本中央競馬会)も「暑すぎると誰もが言っている。馬の反応が鈍くなる」と語った。

 東京五輪の総合馬術は、最も過酷な2種目目のクロスカントリーの競技時間は午前8時半〜正午ごろ。選手からは午前6時ごろからの開始を求める声が上がっている。

 組織委は「さまざまな意見や、科学的なデータを含めて、議論していく」と再検討を明言。国際馬術連盟の獣医師は「開始を早めると日差しの角度、日陰が変わり、競技の公平性が保てない」との見方を示した。(木村尚公)

 

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