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【スポーツ】

[競泳]女子400メートルリレー エース池江不在も日本新で五輪出場権獲得

2019年7月22日 紙面から

女子400メートルリレー決勝を終え、拍手する(右から)青木智、佐藤、白井。左下はアンカーの大本=韓国・光州で(沢田将人撮影)

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 【光州(韓国)川村庸介】水泳の世界選手権は21日、当地で競泳が始まり、女子400メートルリレーに出場した日本代表(大本、青木智、佐藤、白井)は予選で3分36秒17の日本新記録をマークし5位で決勝に進出、予選の上位12カ国・地域に与えられる東京五輪の出場権も獲得し、白血病と闘う池江璃花子へ吉報を届けた。青木智−佐藤−白井−大本のオーダーで臨んだ決勝は3分36秒79の7位だった。

 璃花子のために頑張ろう−。大会前のミーティングで誓い合ったトビウオ・ジャパンが早速の有言実行で東京五輪出場権を手に入れた。女子400メートルリレー予選にエース池江不在で臨んだ日本代表が、昨夏のアジア大会で池江とともに出した日本記録も0秒35更新。予選の前にふと「璃花子がいないと思うと寂しい気持ちになった」と言う青木智だったが「予選から日本新を出して決勝に残ることが目標だったので達成できてよかった」と声を弾ませた。

 第1泳者の大本が200メートル個人メドレー予選直後ながら54秒18の自己ベストに迫る54秒21の滑り出し。組3位でつなぎ、チームを勢いに乗せた。残る3人も組4位をキープし、全体5位を確保。大本は「日本新は皆のレベルが上がっている証拠」と胸を張った。

 2月に池江が白血病を公表した直後、青木智が「待っているよ」とメッセージを送ると「自由形を引っ張ってください」と返信があった。

 約束を果たした形になった青木智は「去年、一昨年は池江さんに頼りがちだった。彼女不在の中で日本新を出せたことはよかったし、(闘病の)励みになればと思う」と感慨深そうに語った。

 佐藤は「オリンピックの出場権も獲得できたので、来年は璃花子ちゃんも復帰して一緒にリレーを組めればと思う」。3月に会員制交流サイト(SNS)で東京五輪へ「まだまだ諦めないぞー!!!」とつづった池江の思いに日本新、五輪出場権という最高の形で応えた。

 

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