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【スポーツ】

[柔道]素根、攻め遅さ反省… 出番少なくチームは準決勝で敗退

2019年6月23日 紙面から

1回戦で寝技を仕掛ける素根(上)=日本武道館で

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◇全日本学生優勝大会

 柔道の全日本学生優勝大会第1日が22日、東京・日本武道館であり、4月に環太平洋大へ入学した世界選手権女子78キロ超級代表の素根輝(あきら、18)が、大学の試合に初登場した。古賀稔彦総監督(51)は戦術上の理由で素根を全試合では起用せず、チームは準決勝敗退。東京五輪金を目指す18歳がレジェンドから課題を突きつけられた。

 本来なら自分が出場しているはずの大将戦を、素根は畳の外で見守った。1、2回戦こそ出場したものの、準々決勝・桐蔭横浜大戦と準決勝・東海大戦は蚊帳の外。バルセロナ五輪金メダリストの古賀総監督は「相手との相性を考えた。今大会には輝が得意とする延長戦がない。(規定の)4分間で勝ちきらないと」と素根を外した意図を説明した。

 昨年の講道館杯78キロ超級を制した秋場麻優との併用は、故障や8月の世界選手権を見据えた温存策ではなく、純粋に勝利への最善策。全日本選手権2連覇中の素根でも、絶対エースの地位は約束されていなかった。

 古賀総監督の懸念を裏付けるように、素根は2回戦では相手を崩しきれず引き分け。攻めの遅さがあらためて課題に浮かんだ。古賀総監督は「この経験も輝の成長に必要なこと」。試合後、素根は関係者を通じて珍しく取材を断り、会場を後にした。試合に出られず、優勝も逃したWショックが、18歳の糧となるか。 (木村尚公)

 

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