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【スポーツ】

[ラグビー]元ウェールズ代表・ウィリアムズさん 「日本ファンの温かさを世界中に」

2019年6月15日 紙面から

ラグビーW杯日本大会について語るシェーン・ウィリアムズさん

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 ラグビーの世界的レジェンドも、W杯日本大会に期待大!! W杯通算最多タイの15トライを誇る元南アフリカ代表WTBのブライアン・ハバナさん(36)と、W杯3大会で10トライを挙げた元ウェールズ代表WTBのシェーン・ウィリアムズさん(42)が、12日に東京都内で行われたW杯日本大会開幕100日前イベントに出席した。2人合わせてW杯で25トライ、テストマッチ通算127トライを挙げ、ファンを魅了してきたトライゲッターが語った日本大会への期待とは? (取材=大友信彦)

 「ポケットロケット」と異名を取った。ポケットに入るほど小さい、だけど爆発的な加速で突っ走る−それがウェールズ代表でW杯通算10トライ、テストマッチ通算60トライを積み重ねたウィリアムズさんの持ち味だった。身長は170センチ。多くの日本の選手や指導者はサイズをハンディと考えるが、ウィリアムズさんは違う。

 「私にとって体のサイズは重要ではない。確かに、当時もコーチは私のことを心配していたけれど、コンタクトせず、相手にタックルされずに走るには、この体は私の強みになるんだ。日本もそうだよね。体のサイズは大きくなくても、他のチームに対して素晴らしいトライを取っている。だから僕は日本代表の試合を見るのが好きなんだ」

 日本とは縁がある。ウィリアムズさんのウェールズ代表デビューは2000年。翌年には日本遠征があった。ウィリアムズさんは日本での初戦となった大阪でのテストマッチで、自身キャリア最多となる1試合4トライを挙げ、07年W杯の対戦でも2トライ。11年W杯を最後に代表を退くと、12年から3シーズンは三菱重工相模原でプレーした。

 「日本でプレーした3年間は素晴らしい時間だった。日本ラグビーの発展する過程をじかに見ることができたし、日本のファンの温かさ、フレンドリーさにはいつも助けられた。今度は世界中のチームがそれを経験できるんだから素晴らしい。日本はラグビーのイベントを開くにはパーフェクトな国だと思うな」

 日本代表の選手についても実際に見てきた。

 「注目しているのはFB松島(幸太朗=サントリー)。スピードがあって動きが素早くて、相手ディフェンスを破る能力が高い。15年W杯のときも良かったけど、今はもっと良い選手になってるね」

 母国ウェールズも今年の6カ国対抗で全勝優勝し、W杯の優勝候補に名乗りを上げてきた。

 「そうだね。ウェールズも今までで一番良い状態でW杯を迎えることができる。優勝する最大のチャンスだと思ってる。もちろん簡単なことじゃないけれどね。僕にとって理想の展開は、ウェールズと日本が決勝を戦うことだね。楽しみにしてるよ!」

<シェーン・ウィリアムズ> 1977年2月26日生まれの42歳。英国ウェールズ・スウォンジー出身。現役時代は170センチ、80キロ。2000年2月のフランス戦でウェールズ代表デビュー。W杯には03年、07年、11年の3大会出場し通算10トライ。代表は11年に引退。通算キャップ91、テストマッチ通算トライ60は世界歴代4位。12〜14年は日本の三菱重工相模原でプレーした。

11年、オーストラリアとの3位決定戦でトライを挙げたウェールズのS・ウィリアムズ=10月、オークランドで(ロイター=共同)

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