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【スポーツ】

[大学野球]劇的サヨナラで完全V! 東洋大、2季ぶり東都制覇

2019年5月24日 紙面から

2季ぶり20度目のリーグ制覇を喜ぶ東洋大ナイン=神宮で

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◇東都大学野球<第5週第2日> 東洋大7−6亜大

 東都大学野球リーグ第5週第2日は23日、神宮球場で行われ、東洋大が延長11回、小川翔平内野手(3年・霞ケ浦)のサヨナラ中犠飛で亜大に連勝、勝ち点5の完全優勝で2季ぶり20度目のリーグ頂点に立った。国学院大が中大に連敗し、勝ち点を落とした時点で優勝が決まったが、粘り勝ちで花を添えた。主将の佐藤都志也捕手(4年・聖光学院)がチームをまとめ、エース村上頌樹投手(3年・智弁学園)が4完封を含む6勝。6月10日開幕の大学選手権(神宮ほか)で2年ぶりの日本一を目指す。

 サヨナラ勝ちで完全優勝した東洋大の歓喜の輪がカクテル光線に照らされた。その中で佐藤都主将は感極まった。「昨年の秋、打撃でもリードでも、自分のせいで先輩に迷惑をかけた。そんな思いもあって」。梅津(中日)、甲斐野(ソフトバンク)、上茶谷(DeNA)の投手陣3本柱を擁しても優勝を逸した昨秋の雪辱を勝ち点5の形で果たした。

 リーグ戦で登板経験のある投手がほとんどいなかった今季は、「記録的に打ちまくろう」と目標を掲げてスタート。しかし、リーグ戦中盤からは打てない試合が続いた。「練習ではえげつない打球をみんな飛ばしているのに、試合になるとできない」と杉本泰彦監督(59)も首をかしげたが、カバーしたのは6勝負けなしと奮闘した3年生エースの村上。前夜も味方の援護がない中、9回2死までパーフェクトで延長11回を無失点で引っ張った。

 悔しさを胸に刻んだ主将の佐藤都のリードもひと皮むけ、河北、松沢ら1年生投手もいい形で登板を重ねて底上げもできてきた。杉本監督が「野球を遊べるぐらいに技術を身に付けろ」と掲げた「PLAY BASEBALL」にも少しずつ近づいてきた。次の雪辱となる舞台は、2年続けて初戦敗退して、昨年は九産大にコールド負けを喫した大学選手権だ。

 リーグ最多の5本塁打を放った山田は「リーグ戦は村上に頼ってしまった。選手権は野手が頑張りたい」と意気込んだ。杉本監督は「昨年はあれだけの戦力がありながらコールド負け。恥をかいて、東都のプライドも傷つけてしまった。そのお返しをしたい」と力を込めた。令和最初の全国大会で、2017年以来2年ぶりとなる春の王者を狙う。 (小原栄二)

 

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