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【スポーツ】

[体操]谷川兄弟“史上初”ワンツーフィニッシュ! 弟・翔、涙の初V

2019年5月20日 紙面から

男子個人総合で優勝し、インタビューで涙を流す谷川翔=武蔵野の森総合スポーツプラザで(榎戸直紀撮影)

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◇NHK杯

 体操の世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯最終日は19日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで男子が行われ、4月の全日本選手権で2連覇した20歳の谷川翔(20)=順大=が合計254・363点で初優勝。0・235点差で2位の兄・谷川航(22)、3位の萱和磨(22)=ともにセントラルスポーツ=までが代表入りを決めた。日本体操協会によると兄弟でのワンツーフィニッシュは大会初という。白井健三(22)=日体大大学院=は23位だった。代表は5人。残りの2人は全日本種目別選手権(6月・高崎)の予選と決勝の結果も踏まえ、団体総合で貢献度の高い選手を選考する。

 昨年の悪夢を振り払った。谷川翔の目に、自然と涙がこみ上げてくる。「きょう1日、本当に怖くて…。でも、今までやってきたことに自信を持ってやるだけだと。感動ものでした」。20歳の心を大きく揺さぶる初Vだった。

 最終種目は鉄棒。全日本選手権で最年少優勝を決めたあとに臨んだ昨年のこの大会で落下した因縁の種目だった。今回は着地をしっかりと決めて栄冠を手にし「本当に最高でした」と達成感に浸った。

 この日も2種目目のあん馬で落下、鉄棒で上位3人が僅差で並ぶ状況となっても焦らなかった。

 「あと4種目やれば全然大丈夫だと思って、(あん馬で)落ちたことを忘れようとした。(最終種目で)周りの人たちがバチバチ決めてくるだろうというのは、去年の内村さんや(白井)健三君を見て、想定内と自分に言い聞かせてきた」。

 世界選手権には、2位の兄・航とともに出場する。「一緒に戦うと、安心感というか、いつも通りで落ち着くというのがある。一緒に高め合っていけたら」。兄弟で頂点を目指す。 (平野梓)

 ▽谷川航「代表に入れてほっとしている。翔と世界選手権で一緒に戦えるのがすごくうれしい。(団体総合で)中国、ロシアと戦うにはまだまだ。金メダルを取れるように頑張る」

2位の兄・航と喜ぶ谷川翔(左)

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