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【スポーツ】

[陸上]Qちゃん、小出さんと涙の対面 「本当にすぐ目を覚ましそうで」

2019年4月26日 紙面から

声を詰まらせながら取材に応じる高橋尚子さん=千葉県佐倉市で(七森祐也撮影)

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 シドニー五輪マラソン女子金メダルの高橋尚子さん(46)=中日新聞社客員=が25日、前日80歳で死去したかつての恩師、小出義雄さんの千葉県佐倉市の自宅を弔問し、涙ながらに小出さんとの思い出を振り返った。

 高橋さんは約1時間にわたって小出さんの亡きがらと対面。「本当にすぐに目を覚ましそうで、いつも『高橋です』と言ったら目を開けなくても『分かるよ、その声で』という声が返ってきたので、きょうもそうやって目を開けてくれるんじゃないかと、すごく苦しい思いになった」と涙ながらに声を絞り出した。

 3月末には米国滞在中だったが電話で「俺はあと1日2日だよ。今までいっぱい走ってくれて、夢をかなえてくれてありがとうな」と言われ、急きょ予定を変更し帰国。4月に入っても何度も見舞いに訪れたという。最後に言葉を交わしたのは18日で「俺はもうダメだから、おまえはこれからも輝いていけよ」と声をかけられたという。

 「今の私があるのも、弱い私を育ててくださったのも、オリンピックや世界記録を出させて頂いたのも監督のおかげ」とありったけの感謝の気持ちを込めて振り返った高橋さん。「小出監督から教わったことはたくさんあるので、それをしっかり伝えていけるように、監督から教わったことを忘れないようにしたい」と天国の恩師に誓いを新たにした。 (川村庸介)

 

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