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【スポーツ】

[卓球]水谷集中、最後のシングルス世界卓球 厳しいブロックでも

2019年4月23日 紙面から

レンズの色を明るくしたサングラス姿で調整する水谷=20日、ブダペストで(内山田正夫撮影)

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 【ブダペスト(ハンガリー)平野梓】卓球の世界選手権個人戦が21日に開幕。「個人戦の世界選手権は今回が最後」と表明している2016年リオデジャネイロ五輪男子シングルス銅メダルの水谷隼(29)=木下グループ=は、男子シングルスの組み合わせ抽選で中国のトップ選手が集まる厳しいブロックに入った。それでも、国際経験が豊富なベテランは「一試合一試合が勝負」と、ひるまず立ち向かう覚悟を示した。

 水谷は、現地で20日に行われた組み合わせ抽選会を欠席。代わりに、同じ所属先の後輩で世界ランキング4位の張本智和(15)がくじを引いた。

 結果は厳しいものだった。勝ち上がれば4回戦で世界3位の林高遠、準々決勝でリオ五輪覇者の馬龍(ともに中国)と対戦する組み合わせ。水谷は「張本からLINE(ライン)で『すみません』ってきました」と苦笑いを浮かべながらも、「誰が引いてもあそこだったと思う。僕はついていないんで、案の定」と受け止めた。

 照明や発光ダイオード(LED)の広告板の影響でボールが見えにくくなる目の症状もあり、以前から東京五輪での現役引退を表明していた。今回は2月末のTリーグでも着用したサングラスを改良して持参。「前はLEDの光を遮るためにレンズの色を暗くしていたけれど、ボールの回転が見えにくい。なのでちょっと明るくして、うまくバランスを取りました」と改良品には満足している様子だった。

 リオ五輪後の現役生活を「ボーナスステージだった」と語る。「リオが大きなゴールで、そこからは世界選手権に出るだけでうれしいというか…。今は持っている力がどれだけ世界に通用するかや、ファンに戦う姿を見せることを意識しています。だから目の前の試合に集中し、最高のプレーをしたい」

 個人戦では最後と決めている世界選手権は、23日に初戦を迎える。

<22年世界卓球は北九州開催ならず> 国際卓球連盟(ITTF)は22日、ブダペストで総会を開き、2022年の世界選手権団体戦を成都(中国)で開催することを決めた。日本は北九州市で招致を目指していたが落選した。21年の個人戦が米ヒューストンで開かれることも決定した。(ブダペスト共同)

 

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