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【スポーツ】

[ソフトボール]上野由岐子、圧巻の通算229勝目 ビックカメラ、日本L女子開幕白星

2019年4月14日 紙面から

ビックカメラ高崎−トヨタ自動車6回から登板し、3イニングを無失点に抑えた上野=パロマ瑞穂球場で(小嶋明彦撮影)

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 ソフトボールの日本リーグ女子が13日、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂野球場で開幕し(開幕節は中日新聞社後援)、連覇を目指すトヨタ自動車は延長8回の末、1−2でビックカメラ高崎に惜敗した。ビックカメラは日本代表エースの上野由岐子投手(36)が3イニング無失点、5奪三振の好救援で、自己の持つリーグ歴代最多記録を更新する通算229勝目を挙げた。

 上野の日本リーグ19シーズン目は大暴投から始まった。登板直後の1、2球目とも高めに大きく外れた球が捕手・我妻のミットを弾き、捕手とバックネットの間に置かれたネットを直撃した。「自分らしくない感じ。球が荒れていた」。制御不能な暴れ馬モードだった。

 ビックカメラの岩渕有美監督(39)は、開幕投手を日本代表の成長株・浜村に託した。「いずれにしても上野につなぐ」との作戦。1−1で迎えた勝負どころの6回、予定通り上野を救援でマウンドへ送った。

 エースには気がかりなことがあった。本拠地の群馬県高崎市は例年以上の寒さで調整が遅れた。「打者に対して全く投げずに開幕を迎えた。こんなことは初めて」。見切り発車の不安が、最初の2球に現れた。

 ただ、さすがの修正能力はここから。「スピードは出ていた」と球威のある速球を軸に打者をねじ伏せていく。タイブレークの延長8回を含め、3イニングを5奪三振、無失点。圧巻の投球でチームに開幕白星をもたらした。

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 視察した日本代表の宇津木麗華監督(55)は「コントロールはばらついていたけど、やっぱり力がある。彼女と山田恵里(日立)は信頼しているので」。東京五輪でも中核と見込む投打の両ベテランに対し、別格の信頼感を口にした。

 

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