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【スポーツ】

[競泳]長谷川涼香、女子200バタ 2年ぶり世界切符

2019年4月7日 紙面から

女子200メートルバタフライで優勝した長谷川涼香=東京辰巳国際水泳場で(沢田将人撮影)

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◇日本選手権

 競泳の世界選手権(7月・韓国)代表選考会を兼ねた日本選手権第5日は6日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200メートルバタフライは長谷川涼香(19)=東京ドーム=が派遣標準記録を破る2分7秒44で2年ぶり2度目の優勝を果たし、世界選手権の代表に決まった。大橋悠依(23)=イトマン東進=は2位だった。男子200メートル個人メドレーは瀬戸大也(24)=ANA=が1分56秒69で初制覇した。瀬戸は派遣標準記録を突破し、前日制した200メートルバタフライに続く代表入りした。

 専門種目の意地で、プロ意識で、そして不振にあえいだ昨年の悔しさを晴らすために必死に腕をかき、水面を蹴った。女子200メートルバタフライ決勝のラスト50メートル、長谷川は大橋らの猛追に対して粘り腰を発揮。「去年からここという場面でずっと勝てていなかったので、そこはしっかり勝ちたいと思っていた。200が専門の選手としてバテていられない」。100分の13秒差で逃げ切って代表も手にし「いつもタッチ差で負けていたのを乗り越えられてよかった」と笑顔を見せた。

 前半から「人生で一番スピードが出ていた」と日本記録を上回るハイペースを刻んだ。生きたのは昨年9月からコーチでもある父・滋さんと取り組んできたキックだった。所属先にいるフィンスイミングの選手も参考にドルフィンキックとスタート、ターン後のキックと浮き上がりを強化。「徹底的に練習した成果が泳ぎに出たと思う」と滋さんは振り返る。

 レース前には滋さんから「プロ意識を持て」と激励を受けた。滋さんは「メーカーと契約し、大学に特待生で行っているということは水泳の技術を買ってもらっていること」と奮起を促す意図を説明。娘も「200は自分の種目」と意地を見せ、自己ベストから2秒以上遅れるタイムで2位に終わった昨年の雪辱を果たした。

 この種目では高2でリオ五輪に出場した第一人者。同じ高校の1年後輩に池江璃花子がいる。「去年は悔しい思いしかしていなかった。2分5秒台の自己ベスト更新を目指したい」と世界選手権での飛躍を誓った。 (川村庸介)

 

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