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【スポーツ】

[競泳]平凡タイムに落胆… 女子200個メ3連覇の大橋

2019年4月4日 紙面から

女子200メートル個人メドレーで優勝した大橋悠依=東京辰巳国際水泳場で(沢田将人撮影)

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◇日本選手権<第2日>

 競泳の世界選手権(7月・韓国)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は3日、東京辰巳国際水泳場であり、女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(23)=イトマン東進=が2分9秒27で3連覇し、大本里佳(イトマンSS)が2分9秒91で2位となった。2人は派遣標準記録を突破して代表に決まった。今井月(コカ・コーラ)は3位で、この種目での代表入りを逃した。男子100メートル平泳ぎは小関也朱篤(ミキハウス)が59秒54で6連覇したが、派遣標準記録は切れなかった。渡辺一平(トヨタ自動車)が0秒04差の2位。女子100メートルバタフライは牧野紘子(東京ドーム)が58秒39で頂点に立ったものの、派遣標準記録には届かなかった。

 3連覇、そして世界選手権代表内定1号。二つの目的を果たしても、大橋の表情が緩むことはなかった。「記録もあまり良くないし、平凡なタイム。何とか代表権を獲得できて良かった。自己ベストを狙っていたので納得していない」。女子のエースとして物足りない結果ということは、誰よりも分かっていた。

 最初のバタフライは自身が持つ日本記録を上回るペースでターン。「自己記録更新にはリミッターを外した爆発力のあるレースが必要」。レース前にはそう意気込んでいた。だが背泳ぎ、平泳ぎとターンするごとに日本記録から遅れる。最後の自由形は「すごくしんどかった。大本選手に抜かされるんじゃないかと思った」と、かろうじて逃げ切るレース展開となった。

 成長しているがゆえの苦しみでもあった。今季は平泳ぎでのレベルアップを実感。自己評価は「以前は(5段階で)1だったが、今は3」と上がり、平井伯昌コーチからも「平泳ぎの選手みたい」と認められていた。しかし、肝心の決勝では気持ちが先走り、「(泳ぎが)分からなくなった部分もあった。かなり焦った」と迷いが生じた。

 2017年の世界選手権で日本新記録で銀メダルを獲得してからタイムは止まったまま。「世界選手権で自己ベストを更新してメダルを狙いたい」。止まった時計を動かし、2年前の自分を超えた先にある金メダル、東京五輪代表内定を目指す。 (川村庸介)

 

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