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【スポーツ】

[陸上]プロ川内、100戦錬磨 あと8完走で到達だ

2019年4月3日 紙面から

気合を入れる川内優輝=東京都千代田区で(川村庸介撮影)

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 公務員ランナーからプロランナーに転向したマラソンの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損害保険=が2日、東京都千代田区で行われたスポーツ用品メーカー「アシックス」とのアドバイザリースタッフ契約締結会見に出席、年内にフルマラソン完走100回を達成し、文字どおり百戦錬磨のプロランナーになることを誓った。

 プロランナーとしての初仕事に臨んだ川内。その第一声は希望で弾んでいた。「今まで頭の中で思い描いてできなかったことをこれからどんどん実現していけると思うと、ワクワクしているというか、自分自身の可能性に楽しみな気持ちでいっぱい」。感謝してもしきれない大事なスポーツ、陸上競技を最優先に過ごせる日々に喜びを隠しきれなかった。

 陸上競技中心の生活、それこそが、今まで思い描いても公務第一のためできなかったことだった。「今までは平日の練習は2時間が限度だったけど、それが4時間でも5時間でもできるし、治療と練習の二択を迫られていたのが両方できるので、より強い選手を目指せる」。プロ初日となった1日にはさっそく午後3時ごろから60キロジョグを敢行。本来は50キロを予定していたところ、道に迷って60キロになったというが「普段仕事をしていたらあり得なかった。すごく恵まれていると思う」と感慨深げだった。

 折しも5月から新元号となり、ほぼ機を同じくして歩むプロ人生。「プロランナーとして元号が変わるような大きな変化をしたい」と思いをはせる。川内らしいプロランナーとして目指すのが、文字どおり百戦錬磨のランナーだ。現在フルマラソンの完走回数が92回。年内には100に到達予定で「名実共に百戦錬磨のプロランナーと呼ばれたい」と意気込む。

 もちろんただ回数を重ねるだけではなく、結果を残すことこそがプロに転向した本意だ。目標を「1つは2時間7分台での自己ベスト更新。もう1つは2021年ユージーン(米国)世界選手権でのメダル獲得。そのためにドーハの世界選手権代表に選ばれたら8位入賞を狙っていく」と力強く宣言。プロになっても川内優輝としてオンリーワンの道を突き進む。 (川村庸介)

 

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