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【スポーツ】

[柔道]ロンドン五輪女子代表の緒方が現役引退 いずれはトレーナーで現場復帰

2019年3月29日 紙面から

晴れ晴れと柔道人生を振り返る緒方=千葉県浦安市内で(木村尚公撮影)

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 柔道のロンドン五輪女子78キロ級代表・緒方亜香里(28)が28日、所属する千葉県浦安市内の了徳寺学園で引退会見。「ゆくゆくはトレーナーとして柔道の現場に戻りたい」と語った。関係者によると、柔道界で引退後にトレーナーを目指すトップ選手は非常に珍しい。

 緒方は2011年世界選手権2位など早くから世界で活躍した。ロンドン五輪では2回戦で敗れたが、13年には体重無差別の全日本選手権で優勝。最重量級の78キロ超級以外の選手の優勝は、1999年の阿武教子以来14年ぶりの快挙だった。

 「うれしかった思い出はやはり全日本。自分より大きい相手をバタバタ倒した。そんな力が自分にあるのかと思った」

 その後は、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の影響もあって成績を残せなかった。緒方は「ケガをしてからは苦しい戦いになったが、今思えばそれでよかった。ケガをした選手を支えてあげたいという目標ができた」

 3年前から了徳寺学園の医療専門学校で学び、3月には柔道整復師の国家試験に合格。4月からは東京都内の整形外科病院に勤める。将来的には了徳寺学園の柔道部へトレーナーとして復帰する予定で、「引退後は指導者になったり、家庭に入る選手がほとんどだった。私が新しい道を示したい」と明るく語った。

 (木村尚公)

 

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