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【スポーツ】

[高校野球]横浜まさか 153キロ左腕・及川、5失点KOで散る

2019年3月25日 紙面から

明豊−横浜 3回表、マウンドを松本(左)に託す先発及川=甲子園球場で(黒田淳一撮影)

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◇センバツ高校野球<第2日> 明豊13−5横浜

 注目の153キロ左腕が初戦で姿を消した。横浜(神奈川)は明豊(大分)に5−13で逆転負けした。今秋ドラフト上位候補の及川(およかわ)雅貴投手(3年)は、4点のリードをもらいながら、5失点と打ち込まれた。昨秋の明治神宮大会を制した札幌大谷(北海道)が、米子東(鳥取)に4−1で勝ち、春夏通じて初出場で記念星を挙げた。

 意地のヒットで出塁した9回だった。ランナーとして試合終了を見届けた横浜の及川雅貴投手(3年)は立ちすくんだ。序盤の4点のリードをひっくり返されて大敗…。

 「夏に自分のピッチングができなかったので、リベンジしようと意気込んでいたのに、できなかった…と頭に浮かびました」

 昨夏の甲子園では、花咲徳栄戦で7回途中までで4失点。勝ったものの悔いが残った。秋の関東大会は春日部共栄にコールド負け。試合中の修正力を高め、背番号1で戻ってきた大舞台でまたも落とし穴にはまった。立ち上がりから直球の制球に苦しみ、スライダーを連投。3回に連続四球から崩れてスライダーを狙い打たれた。「真っすぐが投げたいところに投げられなくて、スライダーも生きなかった」。5失点で後輩にマウンドを託して右翼守備についた。

 球場表示は最速146キロだったが、日本ハムの計測では151キロもマーク。8回途中からの再登板では修正したところも見せたが、ピッチングは精彩を欠いた。それでもドラフト候補としての評価は揺るがない。日本ハムの大渕スカウト部長は「バネがあって野手としての能力もある。身体能力が高いのは間違いない」と話した。

 初戦の履正社戦で17奪三振をマークした星稜(石川)の奥川、大船渡(岩手)の佐々木、創志学園(岡山)の西と並ぶ高校生ビッグ4の一角の春は終わった。「センバツに選んでいただいたのに、応えるピッチングができなかったが、この経験を夏に生かしたい」。神奈川の夏4連覇で、甲子園でのリベンジ機会をつかみ取る。 (小原栄二)

 

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