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【スポーツ】

[ラグビー]日本代表候補の姫野、NZ戦で「ライオンになる」

2019年3月21日 紙面から

シーサーにも負けない!?ライオンを目指す姫野=沖縄県読谷村で(末松茂永撮影)

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 ライオンになる−。ラグビーW杯日本大会の開幕まであと半年となった20日、沖縄県読谷村での日本代表候補合宿を打ち上げたFL姫野和樹(24)=トヨタ自動車=はW杯に向けて「ライオンマインドを身につける」と宣言した。ノーサイドの笛が鳴る最後の最後まで諦めずに勇敢に戦い、狙った敵を討ち取る。

 日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、チーム強化の鍵に「精神面の成長」を挙げる。代表戦はこれまで、相手によって試合に臨む気持ちが変わったり、勝敗を左右する大事な局面でミスを重ねたりと、精神面で一貫性を保てなかった。周囲の期待が高まる地元開催のW杯では、大きな重圧をどう和らげるかも喫緊課題だ。

 その切り札として、ニュージーランド(NZ)からスーパーラグビーでも指導経験のあるメンタルコーチを沖縄合宿に招いた。講話は3回あり、世界的なスポーツ選手の例を紹介。試合前の準備や、守りに入らず挑み続ける大切さを切々と説いた。テニスのN・ジョコビッチ(セルビア)の話では、R・フェデラー(スイス)にマッチポイントを握られながらも逆転勝ちした試合を振り返り「後がない場面でも、負けそうな表情はいっさいしなかった」と語ったという。

 姫野は、勇敢な選手を目指す例えで「ヒツジでなくライオンになれ」と言われたことに胸を熱くした。さらに心に響いたのは「臆病に生きるなら、挑み続けて死にたい」という言葉だ。「試合でしんどい時に、どういう行動ができるかが大事。NZでもメンタルでチャレンジしたい」

 代表候補らによる特別編成チームはNZで29日と4月5日に試合を行う。チームが自信を深めるには「2試合勝つことが必要」と姫野。自身も久しぶりの試合に飢えている。 (末松茂永)

 

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