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【スポーツ】

[卓球]Tリーグ男子初代王者は東京! 張本逆転勝ち、水谷とがっちり抱擁

2019年3月18日 紙面から

表彰式で優勝シャーレを掲げ喜ぶ(左から)張本智和、水谷隼、大島祐哉=両国国技館で(いずれも内山田正夫撮影)

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◇Tリーグ<ファイナル・男子>

 卓球の新リーグ「Tリーグ」のファイナルが17日、東京・両国国技館で行われ、男子はレギュラーシーズン1位の東京が同2位の岡山を3−1で退け、初代王者となった。女子は2位の日本生命が1位の神奈川を3−2で破って優勝した。東京は第1試合のダブルスは落としたが、以降のシングルスで水谷隼(29)、張本智和(15)らが勝利した。日本生命は2−2で迎えた1ゲーム先取の第5試合で早田ひな(18)が袁雪嬌(中国)を11−7で下した。今季の最優秀選手(MVP)には男子が水谷、女子は早田が輝いた。

 東京のTリーグ初代王者が決まった瞬間、張本はベンチから出てきた水谷と抱き合った。「水谷さんはずっと『大丈夫、大丈夫』と声を掛けてくれていたので、来てくれてうれしかった。1ゲームがすごく長く感じて、やっと終わったという気持ちだけど、自分で優勝を決めたいと思っていたので、それができて良かったです」と喜びをかみ締めた。

 15歳は2−1とリードして迎えた第4マッチで出番がきた。対戦相手の森薗は、2日の世界選手権代表選考会を勝ち抜いたばかり。過去、一度も負けたことがなく、その勢いを警戒していながら、1−1からの第3ゲーム、7−10とゲームポイントを握られてしまう。

 「ここで諦めるか、流れを変えられると信じるかだと思った。とにかく自分の戦い方を決めて思い切ってやろうと」

 土壇場で、得意のチキータを連打するなどして5連続得点。5120人の大観衆が見守る中、逆転でこのゲームを取り、王座をたぐり寄せた。

 この日、3年間を過ごしたエリートアカデミーの修了式を欠席した。「3年間、いろんなことがあった。これからは高校で、本格的に五輪を目指すことになる。毎回、絶対に勝つんだという意識、日本代表の意識をもっと強く持って戦いたい」。修羅場をくぐり抜けて立った頂点。中学を卒業し、4月から日大高(神奈川)に進学する自らに贈る、はなむけの優勝となった。 (平野梓)

東京−岡山 シングルスで岡山の森薗と対戦する張本

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岡山の森薗政崇を破り東京の優勝を決め、水谷(右)と抱き合う張本

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