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【スポーツ】

[東京マラソン]名大院生の国司、夢かなった! エリート選手で東京を走る

2019年3月3日 紙面から

名大の国司寛人

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 競技も研究も極める「エリート」なランナーが東京を駆け抜ける。名大大学院に在籍する国司寛人、25歳。「大迫さんや箱根ランナーと並んで、出場リストに名前があってうれしい。目標は2時間15分台」。マラソン2時間21分以内の記録を持ち、定員100人のエリート選手として走る。

 「工学が学べて、駅伝の強い国公立大学に行きたい」と考え名大を選んだ。3、4年時は東海学生陸上競技対校選手権1万メートル連覇。研究者への道を歩むべく、2018年4月から工学研究科の博士後期課程で「環境に優しい材料を作る」という考えの研究室に所属し、新しい材料を作る研究に打ち込んでいる。

 当初は、競技と研究の両立をあきらめかけていた。昨年6月の全日本大学駅伝東海地区予選会で、名大は4位の予選落ち。「やるなら全力でやらないと、人生において意味はない」。競技も研究も妥協しないと決めた。

 1日のうち半日以上を研究に費やしつつ、月間最高700キロを走った。同12月の第30回記念加古川マラソンは2時間18分19秒の自己ベストで優勝。自身初マラソンの昨年の東京マラソンで描いた「2、3年後にはエリート選手で出たい」という夢を1年でかなえた。東京マラソンの2日後は「ここで行かないのは甘え」と国内での学会に参加する。「昔からトップ選手と走りたい野望があった。ようやくつかんだチャンスの中でいかに戦えるか試したい」。競技も研究も高みを目指す。 (広瀬美咲)

<国司寛人(くにし・ひろと)> 1993年(平成5)年8月12日生まれ、静岡県富士市出身の25歳。167センチ、56キロ。静岡・富士南中では1500メートルで全日中に出場。富士高では1500メートルで東海大会出場が最高成績。名大では3、4年時に東海学生陸上競技対校選手権1万メートル連覇。2012年と、院進学後の16〜18年に全日本大学駅伝に出場した。

 

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