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【スポーツ】

[自転車]ケイリン新田が銅「満足したら問題」 視線は五輪へ

2019年3月2日 紙面から

男子ケイリン決勝2位でゴールする新田祐大(手前左)=プルシュクフで(共同)

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◇世界選手権

 【プルシュクフ(ポーランド)共同】自転車トラック種目の世界選手権第2日は2月28日、当地で行われ、男子ケイリンで新田祐大(33)=日本競輪選手会=が2位に入った。同種目での日本勢のメダル獲得は、昨年2位で日本勢25年ぶりの表彰台に立った河端朋之(34)=同=に続き2大会連続。来年の東京五輪出場枠獲得を決める五輪ランキングで、今大会は得点が最も多く加算される。新田は決勝の最終周回で追い上げたが、0秒038差で及ばなかった。1月のアジア選手権(インドネシア)を制した脇本雄太(29)=同=は6人による決勝に進めず、7〜12位決定戦で8位。河端は準々決勝で反則による降格となって敗退した。

 日本勢初の金メダルまで0秒04足らず。熱戦を演じた新田は「早い段階でスピードが上がるレースになった場合、様子を見るより1人分でも前につけることが重要と思っていた。そこはできた」と胸を張った。狙い通りのレース運びで世界一に肉薄。競輪界トップの精鋭たちによる挑戦は、着実に実を結んでいる。

 2016年に就任してから辣腕(らつわん)を振るうブノワ・ベトゥ短距離ヘッドコーチは「昨年と違う選手がメダルを獲得した。それだけの能力があるということ」と総合力を誇った。17年12月に脇本雄太がW杯で日本勢14年ぶりの優勝を遂げて以降、3人は競うように国際主要大会の表彰台に立ってきた。国際自転車連合ランキングは河端が1位で脇本が2位、新田は10位につける。

 新田と脇本は、2200人以上のプロ選手がしのぎを削る競輪で9人に限られるS級S班。だが東京五輪までは金メダルの夢を追い、ケイリンに軸足を置いて活動する。国・地域の五輪出場枠は最大「2」で、国内競争も激化。新田は「よかった部分を来シーズンへどうつなげていくか。ここで満足すると問題。誰もがチャンスを持っている」と、余韻に浸ることなく先を見据えた。 (共同)

 

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