トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

[ラグビー]サンウルブズ、強豪に惜敗も… 日本代表候補が躍動!

2019年2月24日 紙面から

サンウルブズ−ワラタス 前半、攻め込む中村(左から2人目)、茂野(同3人目)らサンウルブズフィフティーン=秩父宮ラグビー場で(岩本旭人撮影)

写真

◇スーパーラグビー第2節 ワラタス31−30サンウルブズ

  スーパーラグビー第2節は23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本チームのサンウルブズはワラタス(オーストラリア)に30−31で惜敗し、開幕2連敗となった。7点差以内の敗戦に与えられる勝ち点1は獲得した。シャークスに10−45で大敗した初戦から一転、この日は9月のW杯日本大会出場を目指す日本代表候補が躍動。CTB中村亮土(27)=サントリー=が攻撃にアクセントを付け、同候補のプロップ山下裕史(33)=神戸製鋼=はスクラムに安定感をもたらすなど、強豪を追い詰めた。

 ホーム・秩父宮ラグビー場の声援を背に、サンウルブズが前戦の大敗から立ち直った。この日の相手は昨季の4強で、世界最高のFBと呼ばれるフォラウら豪州代表のビッグネームがずらり並んだワラタス。臆せずに挑んだのは、W杯出場をにらむ男たちだった。

 前半8分、CTB中村が自陣22メートル付近に攻め込まれたピンチで、相手パスをインターセプト。相手ゴール前まで約65メートルを独走し、WTBファンデンヒーファーの先制トライをアシストした。トイメンのビールは豪州代表83キャップの猛者だが、中村は「試合前から自信はあった。思い切りやるだけでした」と胸を張った。

 7−7と追いつかれた直後の前半14分。自陣ゴール前スクラムで、FWが猛プッシュで相手の反則を誘い、ピンチを脱出すると、スタジアムにオオカミの雄たけびが響いた。「うまく先手を取って組めました」。笑顔で振り返ったのは、2015年W杯日本代表だった右プロップ山下だ。

 「先週はまだお互いが慣れていなかったけど、今週は1週間ずっと練習して、グラウンド外でもコミュニケーションを取ってきた。いいスクラムを組めました」。今季初めてサンウルブズに加わり、この日が初先発だった日本代表キャップ51のベテランが、スクラムを蘇生させた。

 リーチ、田中ら日本代表の主力の多くは現在、東京都内で合宿中。サンウルブズの日本代表候補たちはW杯代表入りへアピールしたいところだが、山下は「今はサンウルブズで勝つことしか考えていない。だから、今日は悔しい。接戦じゃ記録に残らない」と唇をかんだ。代表強化と眼前の勝利の二兎(にと)を追うサンウルブズのチャレンジは、まだ始まったばかりだ。 (大友信彦)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ