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【スポーツ】

[バドミントン]フジカキに花道 山口茜けん引で再春館2季ぶりV

2019年2月18日 紙面から

女子決勝で日本ユニシスに勝利した再春館製薬所の山口茜=サイデン化学アリーナで

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◇S/Jリーグ・プレーオフ<決勝> 再春館製薬所2−1日本ユニシス

 バドミントンのS/Jリーグのプレーオフは17日、さいたま市のサイデン化学アリーナで決勝が行われ、女子は世界ランキング5位の山口茜(21)が所属する再春館製薬所が2連覇を狙った日本ユニシスに2−1で勝ち、2季ぶり2度目の優勝を果たした。男子はトナミ運輸がNTT東日本を2−1で退け、3季連続9度目の頂点に立った。

 今季でラケットを置く先輩たちの花道を優勝で飾った。前回女王・日本ユニシスとの決勝で、再春館製薬所は第1ダブルスで敗戦。第1シングルスは元世界ランキング1位の山口が同じA代表の高橋沙也加にストレート勝ちし、逆転につなげた。山口は「一人一人が成長したところを見せて、安心して引退してもらいたかった。結果的に優勝というご褒美がついてきたのが良かった」と声を弾ませた。

 意識したのはロンドン五輪銀メダリストのフジカキペアこと藤井瑞希、垣岩令佳の2人。バドミントン界に初めて五輪メダルをもたらした先駆者は、このリーグを最後に現役を退く。山口は「いろんなことを経験した2人を見て、練習に対する準備や意識、考え方など勉強させてもらいました」と感謝を込める。

 テーマにしていた「成長」はプレーの中で随所に表れた。高橋の170センチ近い長身から繰り出す速いショットを粘り強く拾い上げてコートの奥に飛ばし、ラリーを続けて好機を見いだした。昨年の全日本総合選手権から取り組み始めた、勝負を急がないスタイル。「リズムができるし、いい体勢で攻撃に入れる」と完成度を高めている実感がある。

 昨年にダブルスの大黒柱だった福島由紀・広田彩花組が退団し、戦力が大きくダウン。苦しい戦いを強いられた中、チームを背負ってきた山口の貢献で、2季ぶりに女王の座に返り咲いた。 (平野梓)

 

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