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【スポーツ】

[陸上]鈴木亜由子、歴代3位 ハーフ初挑戦で潜在能力見せつけた

2019年2月4日 紙面から

女子2位でゴールする鈴木亜由子=Pikaraスタジアムで(川北真三撮影)

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◇丸亀国際ハーフマラソン

 陸上の香川・丸亀国際ハーフマラソンは3日、香川県丸亀市のPikaraスタジアム発着で行われ、女子はリオデジャネイロ五輪長距離代表の鈴木亜由子(27)=日本郵政グループ=が日本歴代3位となる1時間7分55秒で日本勢トップの2位に入った。ベッツィ・サイナ(ケニア)が1時間7分49秒で2連覇。男子はアブディ・ナゲイエ(オランダ)が1時間0分24秒で制し、日本勢トップは1時間1分45秒で4位の鈴木塁人(21)=青学大。3月3日の東京マラソンに出場予定の佐藤悠基(32)=日清食品グループ、村山謙太(25)=旭化成=は転倒して棄権した。

 東京五輪を狙う鈴木が底知れぬ潜在能力を見せつけた。初のハーフマラソンで、女子では2006年に福士加代子(ワコール)と野口みずきが記録して以来、13年ぶりとなる日本選手3人目の1時間7分台をマーク。終盤まで並走していたサイナに離され、6秒差の2位でゴールした。「勝つつもりで走っていたので、負けてしまって悔しい。最後の5キロが課題。でもペースを維持できて、持久力という点ではよかった」。反省の言葉の中にも手応えは感じていた。

 練習の一環で出場しながら、日本歴代3位の好記録。これには「タイムは本当に意識していなかった。思っていた以上の走りができた」と本人も驚きを隠せない。愛知の逆転Vに貢献した1月の都道府県対抗女子駅伝の後は足の痛みや疲労があり、調整練習が中心。満足のいく練習内容ではなかった。高橋昌彦監督は「練習の流れでは1時間7分台は予想外。レースへの集中力とポテンシャルの高さを改めて感じた」と高評価を口にした。

 今年の最大の目標は、9月に控える東京五輪代表選考会の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」だ。層の薄さが指摘される女子長距離界のヒロイン候補は「レースを利用しながら質の高い練習を積みたい」とMGCまでのイメージを描く。次は今月17日に開催される青梅マラソン30キロの部に出場予定。課題と手応えの両方を得て、走りにいっそう磨きをかける。 (広瀬美咲)

 

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