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【スポーツ】

[ラグビー]清宮さん、監督業「もうない」 ヤマハ発退任会見

2019年1月30日 紙面から

退任に際し、2014年度の日本選手権初優勝の集合写真を掲げ「これが僕のヤマハでの8年間のすべて」と話した清宮監督=日本青年館で(大友信彦撮影)

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 ラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機を2011年から指揮して強豪に育てた清宮克幸監督(51)が29日、東京都内で退任会見を行い、早大、サントリー、ヤマハ発と続けてきた監督業に一区切りをつける考えを示した。今後はヤマハ発のチームアドバイザーとして、後任の堀川隆延監督(45)をサポートする。会見では、慰労会で長男、プロ野球日本ハムの清宮幸太郎ら家族から動画メッセージを贈られ涙した話も明かした。

 名将の名をほしいままにした清宮監督だが、日本代表の監督については「もうないです」と、目指す意思のないことを明言。監督業からの引退を表明した。

 清宮さんは早大監督として対抗戦グループで5度、大学選手権に3度優勝。サントリー監督としてトップリーグに1度優勝を飾り、ヤマハ発動機でも14〜15年シーズンに日本選手権に優勝を飾り、優勝請負人と呼ばれた。

 日本代表監督についても以前は「やりたい」と公言し、15年W杯の前には「次は当然、僕も候補になるでしょう」と発言していた。この日の囲み取材では「時を逸した」と否定。将来的にもし声がかかったら? と聞かれても「そら、あったら考えますけど、ないでしょう。もう(監督は)引退です」と語った。

 来季はヤマハ発動機のアドバイザーとなるため「トップリーグの他チームには関わりません。今回、監督をやめる理由も(後任監督の)堀川を男にすること、堀川を支えることですから」と、重ねて否定した。

 その一方で「生活費を稼がなきゃいけないし、これからはビジネスもやります」。すでに早大ラグビー部時代の友人と「ビーフラット」という会社を設立しており、代表取締役に就任。「ラグビーの監督時代に学んだコンディショニングの知識を生かして、スポーツクリニックの経営、選手のセカンドキャリア支援などのスポーツ事業、ラグビーへの恩返しとしての社会貢献事業を進めていきたい」と、今後のライフプランを明かした。優勝請負人は、監督の座を降りてもこれからも注目を集めそうだ。 (大友信彦)

 

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