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【スポーツ】

[テニス]「雑草」育ち大坂 スポンサー獲得へ母が手紙

2019年1月27日 紙面から

 大坂と男子の錦織の2人は幼少期を日本で過ごし、プロとして戦うベースを米国で磨いた点は共通している。しかし男子の錦織を「エリート」だとすれば、大坂は家族に支えられての「雑草」育ちと、その歩みは対照的だ。

 錦織は、日本国内のジュニアの大会を総なめして米国のIMGアカデミーに送り込まれて羽ばたいた。一方の大坂は、生まれ育った大阪で姉とともに3歳からテニスを始めたが、いわゆるスクールには通っていない。近所のコートを借りて家族で練習。米国に移住しても姉妹は毎日、テニス経験のない父が見守る中、練習した。母は大坂が10歳のときにラケットメーカー「YONEX」の社長にスポンサーになってほしいと手紙を書き、ラケットの提供を取り付けた。日米両国籍を持つ大坂が後に米国代表ではなく日本代表を選んだのには、無名の時からの日本側の支援に応えた側面もある。雑草のようにたくましく成長した大坂がエリートの錦織より先に、日本はおろか、アジア勢初の世界ランク1位をつかんだ。 (山内明徳)

 

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