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【スポーツ】

[卓球]元女王が続々… 美宇も佳純も消えた!波乱の女子単

2019年1月19日 紙面から

女子シングルス6回戦で早田ひなに敗れた石川佳純=丸善インテックアリーナ大阪で(潟沼義樹撮影)

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◇全日本選手権

 卓球の全日本選手権第5日は18日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われ、シングルスの女子は前回大会を制した伊藤美誠(18)=スターツ、早田ひな(18)=日本生命=らが準々決勝に進んだ。3大会ぶりの優勝を狙った石川佳純(25)=全農=は6回戦で早田に敗れ、13大会ぶりに8強入りを逃した。前々回大会を制した平野美宇(18)=日本生命=は5回戦で敗退した。男子では2連覇を目指す張本智和(エリートアカデミー)や水谷隼(木下グループ)らが準決勝に進出した。

 女子シングルス3強のうち2枚が崩れた。平野が5回戦で14歳の木原に足をすくわれ、4度の優勝を誇る石川も6回戦で敗退した。相次ぐ波乱。エリートアカデミーの後輩に敗れた平野は「年下だけど今は年齢関係なく強い。何かされたというより自分が崩れた」と自滅を悔やんだ。

 平野は第1ゲームは取ったものの、木原のサーブの軌道を巧みに変えてくる戦術に苦しみ、その後の4ゲームを連続で落とした。怖いもの知らずで向かってくる相手の勢いに押され、プレーが消極的になった。「全日本という舞台で勝ちたいとの焦りから、分かっているのに体が反応しなかった。気持ちを強く持たないと勝てないのに」

 前回まで3年連続で決勝に進んだ元女王が、まさかの32強止まり。下からの突き上げを食らった形にも、「若い世代も強いけど、一番強いのは自分と同じ年の選手たち」と強気の発言でプライドはのぞかせた。

 平野に続いてもう一人、元女王が姿を消した。石川は「7ゲーム制では負けたことがない」という早田に苦杯。バックハンドの打ち合いで劣勢に回り、「思い切り振ってくる相手に、ちょっと弱気になったかもという反省もある」。平野と組んだダブルスでも敗退し、ともに無冠で舞台を去った。

 前評判では優勝を争うとみられていた女子3強のうち、準々決勝に残ったのは前回優勝の伊藤のみ。波乱とは無縁の安定感で勝ち進む優勝筆頭候補にとっては、圧倒的に有利な状況になってきた。 (平野梓)

 

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