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【スポーツ】

[スケートボード]ストリート初代世界女王に17歳・西村碧莉

2019年1月15日 紙面から

スケートボードのストリート種目の第1回世界選手権で優勝し、トロフィーを掲げる西村

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◇世界選手権

 【リオデジャネイロ共同】2020年東京五輪の追加種目スケートボード・ストリートの第1回世界選手権は13日、当地で決勝が行われ、女子は17歳の西村碧莉(あおり、木下グループ)が32・6点で優勝した。ストリートは手すりや階段など街中を模したコースで技を連発する「ラン」を2回、一発技を競う「ベストトリック」を5回行い、計7回の試技から得点の高い4回の合計点を争う。西村碧はベストトリックの1回目に10・0点満点で9・0点をマークするなど高難度の技を成功させた。

 “敵地”の重圧も体調不良も打ち負かし、初代女王に輝いた。女子の西村碧は地元ブラジルのスターで優勝候補だったレチシア・ブフォニと0・1点差の熱戦を制して優勝。表彰台の中央でトロフィーを手にし「すごく重い。自分が出せる一番の滑りができた。信じられないくらいすごくうれしい」と感慨に浸った。

 2回のランを終えて首位に立った。圧巻は続くベストトリックの1回目。ほとんどの女子選手が挑まなかった背の高い大台の上のスライドレールにボードごと飛び乗り、板の裏で滑り降りる「リップスライド」を鮮やかに決めた。10・0点満点中9・0点をマークし、場内をどよめかせた。

 2日前から「まともに座っているのもしんどかった」という耳の激痛を痛み止めで耐え抜き、迎えた最終5回目。直前に9・0点を出したブフォニに首位を奪われたが、慌てず集中力を研ぎ澄ませた。観客のブーイングや指笛が鳴り響く中、再びダイナミックなスライド技を決めると両手でガッツポーズ。8・5点をたたき出して逆転した。

 一昨年に初制覇したプロの祭典Xゲームやストリートリーグでの活躍が一番の目標だが、五輪にも「出られたら全力を尽くしたい」と前向きな姿勢を示す。さらなる成長が期待できる17歳の世界女王が、東京でも金メダル候補なのは間違いない。 (共同)

 

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