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【スポーツ】

[駅伝]鈴木亜由子、東京五輪へ弾み! 進化した走りで愛知V2導いた

2019年1月14日 紙面から

優勝のゴールをする愛知アンカー・鈴木=西京極陸上競技場で(川北真三撮影)

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◇都道府県対抗女子駅伝

 ▽第37回▽13日▽京都市の西京極陸上競技場を発着とする9区間42・195キロ▽スタート時の気象 晴れ、気温10度、湿度47%、南東の風1・4メートル

 愛知が2時間15分43秒で、3年ぶり2度目の優勝を決めた。2位でタスキで受けたアンカーの9区、鈴木亜由子(27)=日本郵政グループ=が地元の京都を逆転し、2016年以来となる優勝のゴールテープを切った。2位は1分2秒差で京都、3位は大阪。連覇を狙った兵庫は4位だった。

 都大路のヒロインは笑顔を浮かべ、愛知V2を示す親指と人さし指を立ててゴールした。大逆転で初優勝に導いた3年前から進化した走りを披露。鈴木が「自分の走りに集中すれば勝てると思った。ゴールした瞬間、みんなの笑顔がうれしかった」と相好を崩せば、米田勝朗監督は「京都のアンカーの一山さんを突き放した時に強さを感じた。素晴らしい」と、そのエースをたたえた。

 たすきを受けたときは先頭の京都と2秒差の2位。差が1分以内なら逆転できる想定だったが、8区までが予想以上に好走した。「負けたら愛知に帰れない。どんな展開になっても最後は1位でゴールする」。1・5キロで一山に並び、6キロを過ぎて鈴木が前に出た。「(一山が)苦しそうだったので行けるかなと思い、ギアを入れた」。ぐんぐん突き放して、最終的に1分2秒の差をつけた。区間2位で、歴代区間4位の好記録だった。

 マラソンを経て走りが進化した。リオデジャネイロ五輪の陸上女子5000メートルで代表になるなど、トラックを中心に活躍していたが、昨年8月の北海道マラソンで初のフルマラソンに挑戦。愛知陸協の高橋直之駅伝強化部長は「マラソンの練習をしてから、上に跳ねずに、前への推進力が上がって力強さが増した」と話した。

 今後は2月の丸亀国際ハーフマラソンに出場予定。「(駅伝で)刺激が入ったので、状態が良ければある程度の記録を狙う」。東京五輪代表の選考レースとなる9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)がことしの最大の目標。2019年の好スタートを切った鈴木が、東京五輪出場の切符に向け全精力を傾ける。(広瀬美咲)

 

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