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【スポーツ】

[駅伝]青学大、5連覇逃す 復路Vも

2019年1月4日 紙面から

ゴール後、笑顔を見せる青学大アンカーの鈴木塁人(中央)=東京・大手町で(代表撮影)

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◇箱根駅伝

 さすがの青学大でも往路で背負った5分30秒差はあまりにも重すぎた。6位スタートから着実に順位を上げると、最終10区では鈴木塁人(たかと、3年・流通経大柏)が「4年生に熱い思いを伝えたかった。いけるところまでいく」と快走。2キロすぎで東洋大を捉えて2位に浮上したが、東海大にはついに届かなかった。

 原晋監督(51)は前夜、復路の選手一人一人に電話をかけて「伝説をつくろう」と奮起を促していた。絶望的な大差を追う選手たちも勝負を捨てなかった。6区では小野田勇次(4年・豊川)が「タイムには満足している」と史上初の57分台で区間新、7区の林奎介(4年・柏日体)、9区の吉田圭太(2年・世羅)も区間賞、残る2人も区間2位でまとめた。

 「地力があるから巻き返せた」と原監督。連覇は途切れても、復路優勝で強さは見せつけた。

 結果的には往路の4、5区でのブレーキが響いた。4区で区間15位に終わった岩見秀哉(2年・須磨学園)は「自分が勢いを止めてしまった」と涙ぐんだ。3大駅伝の経験はなく、11月のハーフマラソンで自己ベストを記録するなどしてメンバー入りしたが、大会前に「やや調子を落としてしまった」と言う。強豪ならではの激しいチーム内競争が、箱根に向けたピーキングを難しくした一面もあったか。

 「私の采配ミス。4区は甘く見過ぎた私の責任。私自身、『昨年はどうだった』と言うことが多かった。チャレンジする気持ちが低下していた」。自らをこう責めた原監督は、「チャレンジ」の一環として4日からツイッターを始めると宣言した。今大会メンバーのうち5人は今春卒業する青学大。王座奪還へ変革を強いられる。 (木村尚公)

 

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