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【スポーツ】

[高校サッカー]流通経大柏、ハイテク1勝 熊沢2発で逆転!

2019年1月3日 紙面から

徳島市立−流通経大柏 後半、決勝となるPKを決め、喜ぶ熊沢(左から2人目)ら流通経大柏イレブン=フクアリで

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◇全国高校サッカー選手権<2回戦> 流通経大柏2−1徳島市立

 サッカーの全国高校選手権は2日、さいたま市の浦和駒場スタジアムなどで2回戦16試合が行われ、2連覇を狙う前橋育英(群馬)は宇和島東(愛媛)を2−0で下し、3回戦に進んだ。前回大会準優勝の流通経大柏(千葉)は徳島市立に2−1で逆転勝ち。帝京長岡(新潟)は旭川実(北海道)戦で19人ずつが蹴ったPK戦を17−16で制した。星稜(石川)は前回8強の明秀学園日立(茨城)に終了間際のゴールで1−0と競り勝った。

 前回準優勝の流通経大柏が逆転勝ち。2得点で勝利の立役者となったMF熊沢は「チームへの貢献を常に考えている。自分のゴールより勝てたことがうれしい」と白い歯を見せた。

 本田監督の「初戦は五分五分。前評判の高い方は『負けられない』となるし、低い方は『負けて元々』で来るから(難しい試合になる)」という言葉通り、後半16分に守備面でのミスが重なり、カウンターから先制を許す展開となった。

 それでも「自分たちが攻めている時間が圧倒的に長かったし、先制されてもチーム内の雰囲気は悪くなかった」と熊沢。失点からわずか4分で、ゴール前の混戦から右足で押し込み、試合を振りだしに戻すと、同31分には自ら得たPKをゴール右上に決め、勝ち越しに成功した。

 本田監督は昨夏から試合で選手に衛星利用測位システム(GPS)を着けて走行データを取り、指導に生かしている。4年前から始めたドイツ視察で刺激を受け「日本は遅れているなと。それに今の子は数字に興味があるから」。試合後の“お小言”も「今日は監督の機嫌が悪いな」で終わっていたところを、何がよく、何が悪かったかを具体的な数字で示すことでより説得力が出た。

 全国総体、高円宮杯も含め、過去何度も日本一になった名将が、ハイテクも用いて選手の意識を変え、チームを強化。第86回(2007年度)大会以来の優勝を目指すチームの視界は良好だ。 (内田修一)

 

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