トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

[駅伝]青学大、5連覇大ピンチの5分30秒差6位

2019年1月3日 紙面から

往路6位でゴールし、肩を落とす青学大の竹石尚人(中)=神奈川県箱根町で(七森祐也撮影)

写真

◇箱根駅伝

 5連覇を目指す青学大が冷え込んだ箱根の険にのみ込まれた。トップの東洋大から5分30秒も後れを取っての6位に、ゴール後の選手の輪が静まり返る。原晋監督(51)は「箱根駅伝は難しい。いつも通りの調整ができていたのに。何があったのか」と苦笑いで繰り返した。

 3区で主将の森田歩希(4年・竜ケ崎一)が区間新をマークして先頭に立つところまでは「計算通り」と原監督。誤算は続く2区間だった。成長株の4区の岩見秀哉(2年・須磨学園)が低体温症を発症した影響もあって区間15位の走りで東洋大に3分30秒差をつけられると、昨年5区で区間5位と好走した竹石尚人(3年・鶴崎工)もズルズルと後退。区間13位にとどまった竹石はゴール後、「10キロくらいから両脚が張った。1年間の取り組みがこんな形になったのは情けない」と反省の言葉を絞り出した。選手の手綱さばきにたけた原監督ですら予期できない、失速の連鎖が起こった。

 復路には山下りのスペシャリストの小野田勇次(4年・豊川)、前回7区区間新で大会MVPの林奎介(4年・柏日体)ら強力ランナーが控えている。

 原監督は「簡単な差ではないが、9区にたすきが渡るまでに2分以内になっていたら面白い」といちるの望みを抱き、「復路で歴史に残る大逆転。それしかない」と自らに言い聞かせるように話した。

 2006年に亜大が往路6位から総合優勝を果たしたように、過去の箱根ではたびたび逆転ドラマが起こっている。窮地に追い込まれた常勝軍団が、底力を見せるときがきた。 (木村尚公)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ