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【スポーツ】

[高校サッカー]国士舘、4度目の挑戦も選手権初勝利ならず

2019年1月1日 紙面から

試合終了直後、米子北の選手たちに声を掛けられる国士舘の長谷川主将(右)(関陽一郎撮影)

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◇全国高校サッカー選手権<1回戦> 米子北1−0国士舘

 1回戦15試合を行い、15年ぶり4度目の出場で悲願の初勝利を目指した国士舘(東京A)は米子北(鳥取)に0−1で敗れ、悲願の選手権1勝はかなわなかった。前回8強の明秀学園日立(茨城)は前半25分にFW二瓶優大(3年)が挙げた先制点を、その後の堅守で決勝点に仕立て上げた。秋田商は四日市中央工(三重)を2−0で下し、秋田県勢14大会ぶりの勝利を挙げた。

 “四度目の正直”もならなかった。試合が終わると、国士舘の主将でMFの長谷川は座り込み、両手で顔を覆った。前半7分、左サイドから攻められて失点。この1点が重くのしかかった。今回も先輩たちが3度挑んだ「選手権1勝」には届かず、長谷川は「難しい壁だと思った」と肩を落とした。

 15大会ぶりの出場となった今回の都予選は、1回戦のPK戦勝利から始まった。卒業後、国士舘大でサッカーを続ける予定の長谷川は「(予選は)正直、運もあったが、(高円宮杯U−18)プレミアリーグ(西所属の米子北)のすごさを感じた。将来に生きると思う」と先を見据えた。

 帰り際、多くの選手たちの顔には笑みが浮かんでいた。「ベンチに入れなかった人たちが『笑って帰ろう』と言って、それで笑顔に…」。そう言うと、主将はこらえきれず、涙をこぼした。

 「やめたいと思ったこともあったが、仲間と3年間続けてきて良かった。後輩たちには来年必ず(選手権の舞台に)帰ってきて、全国1勝をしてほしい」。2001年度の初出場から続く悲願の達成を託し、スタジアムを後にした。 (関陽一郎)

 

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