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【スポーツ】

[高校ラグビー]赤黒ジャージーで登場の早実 V候補の流通経大柏に完敗

2018年12月31日 紙面から

流通経大柏−早実 後半、流通経大柏ナンバー8星野(右)の突進に食らい付く早実ナンバー8相良主将。早実は大差をつけられても最後までタックルを続けた=花園ラグビー場で(大友信彦撮影)

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◇全国高校ラグビー<2回戦>流通経大柏53−0早実

 2回戦16試合を行い、関東勢ではBシードの流通経大柏(千葉)が53−0で早実(東京第1)に大勝。79大会ぶり出場の早実は、伝統の赤と黒のファーストジャージーをこの大会初めて着用したが勝利で飾れなかった。Aシードの桐蔭学園(神奈川)が67−7で大分舞鶴(大分)を圧倒、茗渓学園(茨城)は27−0で新潟工(新潟)に完勝した。ノーシードの国学院栃木(栃木)は28−12でBシードの日本航空石川(石川)を破った。3回戦は来年1月1日に行われる。

 初戦で87大会ぶりの勝利を収めた早実は完敗。大谷寛監督(41)は「強くて速くてうまいのは分かっていた。それでもプレッシャーをかければ、多少は乱れてくれるかと思ったんですが、まったく乱れなかった」とうなった。運動量は最後まで落ちず、兄貴分・早大譲りの猛タックルで、相手のミスを誘ったが、試合の流れを引き寄せられなかった。

 流通経大柏は、防御に回れば「小泉!」「今駒!」と早実の選手の名を呼んで、タックルとブレイクダウンで圧力をかけ、ボールを奪えば、頑健な縦攻撃で早実防御網を切り裂いた。戦い終えてスコアボードに残った数字は0−53。早実は、Bシードで全国高校セブンズ優勝の強豪・流通経大柏に、すべての面で圧倒された。

 「余裕がなかった」とU17日本代表主将のFB小泉は唇をかんだ。「第3グラウンドは広さも、風の強さも第1グラウンドと違ってやりにくかった。下級生はボーッとしていた選手もいたけれど、僕もそれに気付いたのは後半20分が過ぎたころ。サポートしてあげられなかった」

 79大会ぶりの出場は、実質的には初出場に近く、すべてが初めての経験だった。だが「これからは、これが早実のスタンダードになる」と大谷監督。早実ラグビーの新しい物語は、まだ始まったばかりだ。 (大友信彦)

 

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