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【スポーツ】

[大学ラグビー]早大劇的サヨナラ4強 打倒慶応に燃える佐々木が千金トライ

2018年12月23日 紙面から

慶大−早大 逆転サヨナラトライをあげた佐々木(左端)に駆け寄って祝福する早大のWTB長田、斎藤、(一人置いて)中野=秩父宮ラグビー場で(大友信彦撮影)

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◇全国大学選手権<準々決勝> 早大20−19慶大

 ラグビーの全国大学選手権は22日、東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝4試合が行われ、10連覇を目指す帝京大(関東対抗戦1位)と早大(同1位、2位枠)、明大(同3位、4位枠)と天理大(関西1位)が来年1月2日の準決勝(秩父宮)に進んだ。早大は慶大(関東対抗戦3位)に20−19で逆転勝ち。帝京大は12−0で折り返し、後半に5トライを集めて流通経大(関東リーグ戦3位)を45−0で下した。準決勝は帝京大−天理大、早大−明大の組み合わせ。

 伝統のライバル校対決は早大が劇的な逆転で慶大を退けた。4点を追う終了間際、早大の背番号11、WTB佐々木尚(4年、桐蔭学園)が右隅ぎりぎりに逆転トライ。後半40分のブザーが鳴ってからのラストプレーを約5分間続けて値千金のトライに結び付けた。

 ヒーローの見せ場はこれだけではなかった。開始3分には左隅に先制トライ。逆転された後の前半11分には、相手WTB宮本瑛の独走に逆サイドから戻ってタックルし、ゴール前1メートルでトライを阻止した。獅子奮迅の働きだ。

 そんな佐々木だが、先発は10月7日の青学大戦以来5試合ぶり。前戦までは2年の古賀にポジションを奪われていた。相良監督は抜てきの理由を「彼の慶応に対する思いに賭けました」と明かした。

 佐々木は桐蔭学園3年のとき、全国大会県予選決勝で慶応に敗れ、花園を逃した。そして推薦で合格していた慶大への進学を断り自己推薦で早大へ。「大学で慶応にリベンジを」と誓って4年間を過ごしてきた。すでに対抗戦の慶大戦には勝ったが、自身はリザーブからラスト7分のみの出場。だから選手権での再戦は願ってもないチャンスだったのだ。

 先発メンバーに4年生は3人のみ。「4年生があまり出ていないので、その思いをフィールドで体現したかった」と佐々木。準決勝進出は5大会ぶりとなり「4年間で初めての年越しなので、うれしい。最後に優勝して(部歌の)『荒ぶる』を歌いたい」と気合を入れ直した。 (大友信彦)

早大WTB佐々木が相手タックルを受けながら右隅に逆転サヨナラトライ

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