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【スポーツ】

[マラソン]川内、東京五輪より世界選手権目指す 設楽は昨年の大迫超えを

2018年12月1日 紙面から

福岡国際マラソンに出場する設楽悠太(後列左端)、川内優輝(同左から3人目)ら有力選手=福岡市で

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 2020年東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)の出場権がかかる福岡国際マラソンは12月2日、福岡市の平和台陸上競技場発着の42・195キロで行われる。大会前々日の11月30日には有力選手が同市内で会見し、公務員ランナーの川内優輝(31)=埼玉県庁=は19年の世界選手権(ドーハ)の代表入りを目指すことを宣言した。

 型破りな市民ランナーはプロになってからも独自路線を歩む。来年4月にプロ転向する川内は会見で「市民ランナー最後の福岡でいい走りをしたい」と意気込むと、会見後の取材で「ドーハの世界陸上を決められる走りをしたい」と宣言した。

 9位だった昨年の世界選手権(ロンドン)で一度は日本代表からの引退を決めた。だが4月のボストンマラソンで優勝しプロ転向を表明したことが、また代表を目指すきっかけとなった。「日本代表と公務員の両立は厳しかったけど、その前提が崩れればまだ行けるとロンドンのころから思っていた」という。

 世界選手権の代表選考会も兼ねる今大会で、MGC資格相当の2時間11分00秒以内の日本人3位以内という成績を残せば代表に近づく。一方、9月末開幕の世界選手権は9月15日に行われるMGCと時期が重なり、両立は現実的に厳しい。川内は「まだ世界選手権の代表を取ってもいないので」と前置きしつつ「スタート時間でもめている東京五輪よりスタートが午前零時のドーハの方が私の経験も生きる。ドーハに向かって頑張りたいと思っている」と話した。

 2020年以降の目標も定めている。「ここで結果を残さないと、プロになって一番の目標の2021年ユージーン(米オレゴン州)世界選手権のメダルが遠のく。何としても福岡でドーハの権利を決める」。自身88度目というマラソンをプロへの試金石とする。 (川村庸介)

    ◇

 前日本記録(2時間6分11秒)保持者の設楽悠太(ホンダ)は「勝つための準備はできているので最高の走りができると思う。順位はもちろん優勝を目指す」と2004年の尾方剛(中国電力)以来の日本人優勝へ意欲を見せた。タイムは「昨年大迫選手が出した2時間7分19秒をターゲットに走りたい」と自身の日本記録を更新した同学年の大迫傑(ナイキ)を意識していた。

 

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