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【サッカー】

安部、久保建らライバルにインパクト与える活躍 9-0大勝に一役

2019年12月29日 紙面から

日本−ジャマイカ 後半、チーム6点目のゴールを決めた東(手前)を祝福する安部=トランスコスモススタジアム長崎で(潟沼義樹撮影)

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◇国際親善試合 U−22日本 9−0 U−22ジャマイカ

 サッカーの東京五輪世代、U−22日本代表は28日、トランスコスモススタジアム長崎(長崎県諫早市)での国際親善試合でU−22ジャマイカ代表に9−0で大勝した。日本はFW旗手怜央(はたて・れお、22)=順大=が2得点、MF安部裕葵(ひろき、20)=バルセロナ=も自ら得たPKを決めるなど前半だけで大量5ゴール。後半に入っても攻撃の手を緩めず加点した。日本は29日にメンバーを再編し、来年1月のU−23アジア選手権(タイ)に臨む。

 久保建(マジョルカ)ら好選手がひしめく最激戦区の2列目で、安部が存在感を示した。4−0の前半27分、ペナルティーエリア左でボールを持った背番号10が、ドリブルを開始。切れ味抜群の切り返し、フェイントで相手DF1人を抜き去ったところを倒されてPKを獲得した。

 迷わずPKスポットにボールを置いた安部のシュートはGKに触られるも、こぼれた球がゴールの中へ。U−22代表3試合目にして生まれた初得点に「無心で蹴りました。その前のシュートを止められたので、その分のツキが回ってきたかな」と際どい第1号に苦笑いを浮かべた。

 得点の場面以外でも積極的に仕掛け、相手DFに脅威を与え続けた。何より本人が手応えを口にしたのは前線から積極的に圧力をかけるアグレッシブな守備。練習では攻撃が本職の安部も積極的に発言し、チーム戦術を練り上げてきた。

 「奪われた瞬間に前に走るのが大事だと思っている。全員が共通意識を持たないと、ああいう守備はできない。監督をはじめ細かく突き詰めてやってくれた」と話し、短期間でのチームの成熟に「すごい一体感があって、またこのメンバーで集まりたいぐらい」と充実感をにじませた。

 スペイン3部相当のリーグで今季15試合4得点。好調を維持しているが、同じ2列目には久保建以外にも堂安(PSVアイントフォーフェン)ら強敵がおり、U−22代表に指定席はない。「競争の中でも(ギスギスせず)味方の幸せを自分の幸福に感じられるのがいい関係」と安部。58分間のプレーで退いたが、ライバル達にインパクトを与えるには十分な時間だった。 (牧原広幸)

 

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