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【サッカー】

森保ジャパン、W杯アジア2次予選は格下ばかりもピッチ外に多くの敵

2019年7月18日 紙面から

W杯アジア2次予選の組み合わせが決まり、取材に応じる日本代表の森保監督=東京都内で(松岡祐司撮影)

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 サッカーの2022年W杯カタール大会アジア2次予選の組み合わせ抽選が17日、クアラルンプールで行われ、7大会連続のW杯出場を狙う日本はキルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴルと同じF組になった。強敵と同組にはならなかったが、気候や劣悪な衛生面などピッチ外の戦いも鍵を握りそうだ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の28位に対し、キルギスは95位、タジキスタンは120位、ミャンマーは138位、モンゴルは187位。

 実力では完全に格下国が並び、強敵、ライバルと言えるような相手はいない。ただ、「死の組」でなくとも、やはり楽観は禁物。森保監督は「相手をリスペクトして敬意を払う」とした上で「自分たちが持っている力を100%発揮すること、常に、同じ姿勢でやっていくことが大切」と“正論”を強調した。

 ピッチ内はもちろん、ピッチ外の戦いへの準備、特に中央アジアの“四重苦”に対する準備、対策、覚悟が勝利の鍵を握りそうだ。

 11月にアウェーで戦うキルギスの首都ビシケクは標高800メートルに位置するだけに、酸素の薄い不慣れな「高地決戦」に向けた周到な準備が求められる。

 2011年11月にW杯ブラジル大会アジア3次予選で対戦したタジキスタンでは、劣悪な衛生面の対策が必要不可欠だ。水道水の質は最低レベルで、飲み水は当然不可。スタジアムではシャワーも浴びられない。

 さらに、外務省公式HPによると、「都市部を含め、テロ事件発生の潜在的脅威は存在している」「医療事情は極めて悪く、高水準の医療を受けることはほぼ不可能」などと指摘されている。

 来年3月に敵地で戦うモンゴル戦の会場となる首都ウランバートルは同月の最高気温がマイナス2度、最低気温がマイナス30度まで下がることもある。未知の「極寒マッチ」は必至で、「日本との環境の違いがある中で、力を発揮するのが難しい中での戦いになる」と森保監督。中央アジアのアウェー3戦では、ピッチ外に予想以上の“難敵”が待ち構えている。 (松岡祐司)

<W杯アジア2次予選> 1次予選を免除された34チームと1次予選を勝ち上がった6チームの計40チームが5チームずつ8組に分かれ、ホーム&アウェー方式の2回戦総当たりで実施される。各組1位と、各組2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進出する。アジアの出場枠は開催国カタールを除き、4か5枠(大陸間プレーオフを含む)。2次予選は23年アジア・カップ(中国)の予選も兼ね、最終予選に進出した12チームは自動的に本大会出場が決定する。

 

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