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【サッカー】

サッカー伝道師 YS横浜FW・浅川隼人 どこでも教室開いてます

2019年7月16日 紙面から

触れ合いを通じて、「子どもたちに夢や希望を与えたい」と話す浅川(本人提供)

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 今年4月、一人のJリーガーが「僕を雇ってください」と自身のブログで呼びかけを始めた。関東大学1部リーグの桐蔭横浜大からJ3・YS横浜に加入し、2年目のシーズンを迎えたFW浅川隼人(24)だ。サッカー選手として雇ってほしいのではない。可能な限り、どこにでも出向くので、サッカーを教えさせてもらいたいと訴えた。

 Jリーガーが所属クラブなどのセッティングによって指導するケースはよくある。しかし、現役選手が自分の事業としてレッスンを直接行うのは珍しいだろう。Jリーガーとはいえ、アマチュア契約の浅川。収入を得るためという側面もあったのだが、「子どもたちにサッカーの楽しさを伝えたい。Jリーガーを身近に感じてほしい」との思いがこの取り組みに走らせた。

 自らのトレーニングの合間を縫い、週に3日から5日の頻度で指導に励む。教える対象は幼児から年上の女性までと幅広く、チーム単位でなくてもかまわない。個人を相手に公園でボールを蹴り合うような“遊びスタイル”にも応じるという手軽さが好評で、忙しく活動を展開する。

 8月にはかねて興味を抱いていたフィリピン・セブ島の地に渡り、ボランティアの立場でサッカー教室を開く。「僕だけがやるのではなくて、いろいろな人たちを巻き込む形で、セブ島の人たちを支援していきたい」との意向から、リターンつきのクラウドファンディングで、その資金を調達中だ。目標額として定めた25万円まであと少しとのことで、31日まで募っている。詳しくは、https://camp-fire.jp/projects/view/166278まで。 (関孝伸)

J3第16節終了時点で8ゴールと、“本業”でも結果を残している=横浜市中区で(関孝伸撮影)

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<浅川隼人(あさかわ・はやと)> 1995(平成7)年5月10日生まれの24歳。千葉市中央区出身。178センチ、70キロ。八千代高2年時に全国高校総体と全国高校選手権の舞台に立ち、桐蔭横浜大では関東大学1部リーグ通算26試合出場4ゴールの数字を残した。YS横浜では今季からレギュラーとなり、ここまでJ3リーグで8ゴール。得点ランキングで2位タイにつける。

 

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