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【首都スポ】

[大学サッカー]明大・佐藤亮、MVPなど個人3冠 得点王は立正大・人見

2019年11月29日 紙面から

MVPを受賞した明大の佐藤亮。ベストイレブンとベストヒーロー賞と合わせ個人3冠を達成した=味の素フィールド西が丘で (北村彰撮影)

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 第93回関東大学サッカーリーグ戦(東京中日スポーツ後援)は24日に閉幕した。1部で、3年ぶり5度目の優勝を果たした明大をけん引したのは、FW佐藤亮主将(4年・FC東京U−18)。得点ランキング2位の15得点をマーク、MVPとベストイレブン、ベストヒーロー賞の個人3冠を達成した。得点王は16得点の立正大FW人見拓哉(同・矢板中央)、アシスト王は9アシストの桐蔭横浜大MFイサカ・ゼイン(同・桐光学園)、チームの躍進に貢献した選手に贈る東京中日スポーツ賞は、史上最高の2位となった桐蔭横浜大MF橘田健人(3年・神村学園)が受賞した。

 2部で11年ぶり7度目の優勝となった慶大は来季、3シーズンぶりに1部へ復帰する。

 一番ほしかった個人タイトルは得点王だった。MVPなどで個人3冠に輝いた佐藤亮は「得点王以外のことはあんまり意識していませんでした」と振り返った。ゴールランキングで首位と1点差の2位につけ、臨んだ最終戦。得点王のタイトルは十分に手が届くところにあった。自身も「(得点王を)取れると思っていました」と奪取を信じたが、好機でシュートを外し、ノーゴールに終わった。

 試合終了後の閉会式では得点王を奪い損ねた無念さをかみしめていた。MVP受賞が発表されたのはそんなタイミングだった。

 「あっ、俺なんだ。俺でいいんだ」と感じたらしいが、背番号11が最高の栄誉を得ることに異論の余地はなかった。勝利につながるゴールを幾度も重ね、リーグVへと導いたレフティー。主将としてチームをまとめ上げた功績も大きい。ところが、MVPによる歓喜は見られなかった。「(MVPに選ばれた)うれしさよりも(得点王を逃した)悔しさの方が大きいです」と満足し切れない表情に終始した。

 この不完全燃焼の思いは12月の全日本大学選手権(インカレ)で一掃する。インカレに得点王の表彰はないだけに、狙うは連続MVPだ。「まずはチームとして優勝を目指します。個人としては(MVPを)またもらえるように頑張ります」と決意を明かした。

 集大成となるインカレを“佐藤亮の大会”にして終えたい。「1試合に1点は取っていきたいと思います。ここまで結果を出してきましたけど、最後のインカレでも結果を出さないと意味がありません」と言い切った。インカレは決勝まで4試合。大学日本一と4戦連発で締めくくる意気込みでいる。 (関孝伸)

◆得点王は立正大・人見

1部で得点王に輝いた立正大の人見拓哉

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 得点王の称号をつかんだのは16ゴールをマークした人見だった。自身の全日程を一足先に終え、1点差で追いかける明大佐藤亮の最終戦をスタンドで見つめた。何とか逃げ切り、ホッと一息。「胃が痛くなるくらい、ヒヤヒヤしました」と笑った。

 「素直にうれしいですし、チームメートへの感謝でいっぱいです」と喜んだ後、気持ちを引き締めた。「(得点王の)肩書に恥じないように、これからも日々精進していきます」と今後のサッカー人生に向け、変わらぬ努力を誓った。

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