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【首都スポ】

[大学野球]今季で退任の慶大・大久保監督、5度宙に舞う

2019年11月21日 紙面から

胴上げされる慶大・大久保秀昭監督(斉藤直己撮影)

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◇明治神宮野球大会<決勝> 慶大8−0関大

 陸の王者が19年ぶり4度目の神宮大会王者となった。第50回明治神宮野球大会は20日、神宮球場で大学の部決勝を行い、慶大(東京六)が8−0で関大(関西1)を破って優勝した。先発左腕の高橋佑樹投手(4年・川越東)が7回までパーフェクトの3安打完封。今季限りで退任する大久保秀昭監督(50)のラストシーズンを日本一の花道で飾った。

 50歳を迎えた就任5年目に50回記念の神宮大会で日本一を決めた。大久保監督が神宮の空に5度宙に舞う。試合後、ベンチに戻ってきた選手たちと握手し、優勝インタビューでは「最後に最高のギフトをいただきました…。本当にありがとうと言いたい」と涙で声を詰まらせた。

 今年のチームは昨秋の早大戦で9回に逆転され、あと1勝ができずにリーグ3連覇を逃したところからスタート。グラウンドのスコアボードにそのスコアを掲げ、妥協を許さずに練習してきた。今秋ドラフト指名された郡司(中日4位)、柳町(ソフトバンク5位)、津留崎(楽天3位)を含む4年生が中心になりチームをけん引。母校の監督に就任してから大久保監督が掲げてきた目標の「リーグ優勝」「早稲田に勝つ」「日本一」を見事に達成した。

 近鉄でプレーし、社会人監督の実績も買われて母校を率いた大久保監督は日本一の選手たちを「試合を重ね、どんどんうまくなっていった」と優しくほめた。来年は、社会人のJX−ENEOS監督に復帰。「4年生はしっかりした社会人になって、下級生は神宮でできる喜びをもってプレーしてほしい。慶応は永遠に続いていく」。陸の王者への愛情たっぷりに5年間通った神宮を去った。

 ▽慶大・大久保監督の妻で、タレントのめぐみさん(スタンドで日本一を見届け)「大げさでなく、この5年間、24時間、365日、選手ファーストでやってきた。選手と監督を超えて家族のようになっていたと思う。きょうは素直に『よかったね』と言いたい」

    ◇

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