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【首都スポ】

[ローラースケート]父の夢背負う高萩姉妹が躍動 姉・嬉らは3冠

2019年10月22日 紙面から

ローラースケート・スピードで活躍する高萩嬉ら(右)と妹紗ら=東京ドーム・ローラースケートアリーナで(斉藤直己撮影)

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 ローラースケートの聖地に東日本大会が帰ってきた。第65回東日本スピード・フィギュア選手権大会(東京中日スポーツ後援)が20日、東京ドームローラースケートアリーナで行われた。聖地であった後楽園の屋外リンクがなくなってからは各地のリンクを転戦。2011年に復活した東京ドームリンクで初開催となった。国際連盟の名称変更に伴い、国内の統括団体名がワールドスケートジャパンに改称されて以降初の主催大会でもあり、スピードの高萩嬉ら(うらら、専大)・紗ら(ブリザード)姉妹、フィギュアの勝原琴水(志村ローラークラブ)ら令和時代を担う金の卵たちが競演した。

◆姉は3冠&妹は3種目とも3位

 父が果たせなかった夢を姉妹で追いかける。嬉ら(19)、紗ら(17)は今夏、スペインで開かれた世界選手権のスピード競技にそろって出場。初めてシニアクラスに挑んだ嬉らはリンク1万メートルで22位、初の世界選手権だった紗らはジュニアのロード1万5000メートルで26位と世界の厳しさを味わった。

 来年に向けての再スタートの東日本大会は、嬉らが300メートルタイムトライアル、1500メートル、3000メートルポイントレースで3冠。姉の背中をずっと追いかけてきた紗らは3種目とも3位に入った。

 クラブチーム・ブリザード代表の父・昌利さん(49)は15歳で世界選手権に出場し、30代で引退するまで世界で戦い続けた。「自分がかなえられなかった夢、世界チャンピオンを娘に託しました」。姉妹ともに2歳ごろから英才教育。嬉らは「厳しかったです。辞めたいと思ったこともありましたが、辞めさせてくれませんでした」と苦笑交じりに振り返った。

 嬉らは都立光丘高2年のときから国際舞台を踏み、昨年のアジア選手権はリンクの1万5000メートルで4位、専大に入学した今年からはシニアクラスに昇格した。紗らが得意とするのは短距離だ。来年、コロンビアで予定される世界選手権は治安の問題もあって選手派遣がない可能性もあり、ターゲットはアジア選手権。世界チャンピオンへのステップとして「来年はメダルを取りたい」と嬉らは力を込めた。

女子3000m決勝で優勝した嬉ら

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女子3000m決勝で3位に入賞した高萩紗ら

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◆各競技種目の優勝者

 【スピード】小学生低学年500メートル 斉藤優衣▽同1000メートル 南雲咲人▽小学生高学年500メートル 斉藤優斗▽同1500メートル 斉藤優斗▽男子300メートルタイムトライアルレース 戸取大樹▽男子1500メートル 戸取大樹▽男子3000メートルポイントレース 戸取大樹▽女子300メートルタイムトライアルレース 高萩嬉ら▽女子1500メートル 高萩嬉ら▽女子3000メートルポイントレース 高萩嬉ら

 【フィギュア】初心者クラス 多田衣織▽プライマリー男子規定 鳥山右京▽同男子総合 木村明日飛▽同女子規定 小川あらた▽同女子総合 小川あらた▽同ソロダンス 鳥山右京▽エレメンタリー女子規定 佐々木帆南▽同女子フリー 勝原琴水▽同女子総合 勝原琴水

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