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【首都スポ】

駅伝わが校の注目ランナー 早大・井川龍人

2019年9月25日 紙面から

 本日の首都スポは、駅伝シーズン開幕を前にした大学スポーツ新聞5紙による「わが校の注目ランナー」の第2弾。明大スポーツと早稲田スポーツの登場です。明大、早大ともに、10月26日に東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、来年1月2〜3日)の予選会、続いて11月3日の全日本大学駅伝(全日本駅伝)に出場します。

日本学生対校選手権5000メートルで力走する井川(金澤麻由撮影、早稲田スポーツ新聞会提供)

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 昨年度の箱根駅伝で総合12位に終わり、13年ぶりに予選会へ臨むこととなった早大。そんなチームに追い風を吹かせるのが、ルーキーの井川龍人(スポ1=熊本・九州学院)の存在だ。

 全国高校総体5000メートルで日本人トップの5位、全国都道府県対抗男子駅伝1区区間賞と、トラック、ロード共に抜群の実績を引っ提げて早大に入学した井川。今季も安定した成績を残している。大学初戦で早速5000メートルの自己記録を更新して13分台ランナーに仲間入りすると、関東学生対校選手権でエンジのユニホームを背負った。

 また、初めてのトラック1万メートルとなった全日本駅伝選考会でも29分台をマーク。早大の本戦出場に貢献した。それでも前半シーズンを振り返ると、「納得のレースができなかった」と決して満足はしていない。目指すのはさらに上の段階だ。

 1年生らしい、貪欲な姿勢が成長につながっている。夏合宿では上級生に交じって積極的に練習を行ってきた。また、ポイント練習では設定からプラスアルファで距離を伸ばすなど、自主的に走り込んでスタミナ強化を図った。距離を踏むことで体が絞れてきたそうで、「長い距離を走れる体になってきた」と確かな手応えを感じている。

 9月の日本学生対校選手権では5000メートルに出場。入賞、そして目標の13分台には届かなかったが、持ち味の鋭いラストスパートが効いた。レース最終盤で東海大の鬼塚翔太といった各大学の実力者に競り勝ち、「次へ良い感じにつながる」と井川。今後に向けて自信をつかんだようだ。

 名門復活へ、救世主となれるか。「まずは箱根予選会をしっかり走ること。そして全日本や箱根でチームに良い流れをもたらすレースがしたい」と、来る駅伝シーズンへの意気込みは十分だ。走力に加え、身長178センチという文字通り「大型ルーキー」が、エンジの勢いに火を付ける−。 (岡部稜)

◆ひと言

▽岡部稜(文化構想学部3年)「井川選手の走りを初めて生で見たのは、九州学院高2年時の全国高校駅伝でした。当時高校生に負けなしで、後に先輩となる中谷雄飛選手(佐久長聖高)に懸命な表情で食らいつく姿が印象的でした。抜群の勝負強さは相楽豊駅伝監督もうならせるもの。『W』のユニホームを輝かせて、世界を相手に飛躍してほしいものです」

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 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。

 

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