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【首都スポ】

駅伝わが校の注目ランナー 明大・小袖英人

2019年9月25日 紙面から

関東学生対校選手権で粘りの走りを見せ、8位入賞を果たした小袖(明大スポーツ提供)

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 今年こそ起死回生なるか。一昨年は予選会で敗退、昨年は総合17位と、箱根駅伝では苦しい成績が続く明大。復活への切り札となるのが、小袖英人(政経3=八戸学院光星)だ。

 今年に入ってから、さらに好調な走りを見せている。関東インカレ(関東学生対校選手権)1万メートルで8位、全日本駅伝予選では強者ぞろいの4組で日本人2位に輝き、自己ベストを更新。高校時代はほぼ無名だったが、着実にレベルアップを果たし、チームの主戦力へと成長している。

 成長の根源にあるのは、箱根での悔恨だ。1年時から予選会に出場するも結果は振るわず。昨年の予選会ではチーム2位に入るほどの実力をつけ、本戦では7区を任された。一時は勢いに乗って9位に躍り出る場面も。が、低血糖症でレース後半は大失速。「箱根での悔しい思いを晴らすために努力してきた」。トラックシーズンはスピードを重視しながら鍛錬を重ねた。その成果は大舞台で十分発揮された。ロードでは「レース後半が苦手」。前からあった壁を乗り越えるべく、今なお研さんを積んでいる。

 この夏の序盤は、実業団の合宿に参加。故障明けではあったが、無理をせずに距離を踏むことを意識して練習に励んだ。「去年と比べて余裕を持って消化できた」。駅伝シーズンへ準備は整った。あとは屈辱を晴らすべく、結果を残すだけだ。

 明大のエースと言えば誰か。間違いなく阿部弘輝(政経4=学法石川)だ。主将としてチームを先導し、大きな柱となっている。しかし、明大には今まで阿部に次ぐ準エースがいなかった。小袖はその位置に最も近い存在と言える。「自分が準エースになってやる」。阿部の背中を追い続けここまでやってきた。

 「去年の阿部さんのようなエースらしい走りを目指したい」。今季で低迷期脱却を果たしたい明大。強い紫紺復活のために阿部と小袖のWエースがチームの陣頭に立つ。 [金内英大]

◆ひと言

▽金内英大(情報コミュニケーション学部1年)「今年の明大は実に好調だ。ラグビー部は1月の全国選手権で優勝し、硬式野球部も全日本選手権で1位に輝いた。あとは競走部だけだ。しばらく低空飛行を続けてきたが、今年こそは高く飛び上がり、目覚ましい結果を残してほしい。駅伝は大学スポーツの中でも花形の存在。ここで結果を残し、“やっぱり明治がナンバーワン”と、明大生一同で甲高く声を上げたい」

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