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【首都スポ】

駅伝わが校の注目ランナー 東洋大・宮下隼人

2019年9月24日 紙面から

関東学生対校選手権ハーフマラソン(1部)で日本人トップの2位でゴールする宮下(スポーツ東洋提供)

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 目前に迫る駅伝シーズンで、宮下隼人(工2=富士河口湖)が東洋大に新たな風を吹き込む。

 5月の関東学生対校選手権男子ハーフマラソンにおいて宮下は、ドゥング(日大)に次ぐ日本人トップの2位でフィニッシュ。知名度の低かった宮下の名が一気に世に知れ渡った瞬間だった。

 その後6月に秋田の山奥で行われた男鹿駅伝競走大会では、最も過酷な山の区間を走り抜け、優勝に貢献した。30度を超える暑さの中でも、標高が高い山の中でも柔軟に対応できるタフさが宮下の持ち味だ。以前から箱根駅伝の5区を希望しており、メンバー争いにおいても宮下の存在はチームに刺激を与えている。「主要区間争いに入っていけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 宮下の学年はけがなどであまり結果が出せず、チーム内でも奮起を促されることがあった。宮下自身もけがに苦しみ、思うようにいかない苦悩の1年を過ごす。2年生となり「今年は勝負していかないと」と、学年間で話し合い、取り組みを強化した。そういった2年目の決意が宮下の快進撃を生みだした。

 夏季練習では実戦を想定した5000メートルのタイムトライアルを実施。上級生をかわし、トップでレースを終えた。その顔つきからは自信と覚悟が垣間見え、確かな成長がうかがえる。「出雲駅伝からしっかりメンバー争いに入る」と駅伝シーズンの開幕に照準を合わせる宮下が他大学をかき回し、東洋大に勝利を呼び込む。 (稲村真織)

◆ひと言

▽稲村真織(社会学部3年)「宮下選手の成長ぶりは本当に素晴らしいです! 最近のインタビューでは1年目と比べて顔つきが頼もしくなり、中核を担う覚悟が感じられました。快進撃の裏にあるたゆまぬ努力が必ず実を結び、チームを勝利に導いてほしいです」

    ◇

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